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アンナプルナで逝った朴英碩さん  open the window of AOD

2011-11-04

登山家の朴英碩(パク・ヨンソク)さんの告別式が3日、ソウル大学病院付設の葬儀場で行われました。
朴英碩さんはヒマラヤのアンナプルナ第1峰の南壁を登る途中、10月18日に消息を絶ちました。
18日午後4時ごろ、「気象が悪化したので下山する」とベースキャンプに連絡してきたのが最後でした。
大韓山岳連盟などが中心となって捜索活動を展開しましたが、結局、朴英碩さんを捜し出すことはできませんでした。
朴英碩さんは1993年に韓国の登山家としては初めて標高8848メートルの世界最高峰エベレストの無酸素登頂に成功しました。
その後、ヒマラヤの標高8000メートル以上の14座の登頂に次々と成功し、8年2ヶ月という最短期間に14座の登頂に成功したとしてギネスブックに登載されたりもしました。
朴英碩さんは2004年には南極点に、2005年には北極点に到達しました。
世界最高峰だけでなく、南極と北極まで極めた登山家であり、探検家として知られています。
朴英碩さんの人生は自分自身の限界を克服する挑戦の連続でした。
2009年には世界で最も難しいとされるエベレストの南西壁で新たなルートを開拓して登頂に成功し、そのルートは「コリアンルート」と名づけられました。
今回のアンナプルナ第1峰でも新たなルートを開拓していました。
このように朴英碩さんは誰も足を踏み入れたことがない前人未踏の、険しく過酷を極めるルートに挑戦していたのです。
そのチャレンジ精神は、いつも人々に感動を勇気を与えてきました。
人々が朴英碩さんに敬意を表するのは、その結果もさることながら、自分自身の限界に挑戦するこうした過程があったからです。
朴英碩さんはアンナプルナの懐に去っていきましたが、そのチャレンジ精神は人々の心の中から消え去ることがないでしょう。

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