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北韓工作員3人 フランス当局が摘発
2014-04-24 Updated.
 
ヨーロッパを舞台に活動していた北韓の工作員3人が国連憲章などに違反したとして、フランスの当局に摘発され、制裁を科されていたことが22日、分かりました。
摘発されたのは、北韓の海外工作活動を統括する「偵察総局」に所属するキム・ヨンナム氏(66歳または71歳)と息子のキム・スグァン氏(37)、さらに、朝鮮統一発展銀行のキム・スギョン国際関係局長(41)の3人で、フランス経済財務省は、2月4日付の官報で、3人が制裁対象であることを明らかにしています。
フランス当局の調べによりますと、この3人は、北韓の核実験や挑発行為に対する国連憲章第7章に基づく制裁や、EU=ヨーロッパ連合の北韓制裁によって禁止された行為を行っていたということで、3人の財産を凍結対象に指定しています。
違反行為の内容は具体的に明らかになっていませんが、連合ニュースが日本の大手日刊紙の記事を引用して伝えたところによりますと、3人は、ユネスコ=国連教育科学文化機関やWFP=国連世界食糧計画の職員として働きながら、秘密工作に関わっていた疑いがあるということです。
 
 
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