| 米研究所 「北がICBM燃焼試験」 |
| 2014-07-31 Updated. |
| |
 北韓北西部の東倉里（トンチャンリ）にあるミサイル発射場では、去年半ばから進められている施設の改良工事が終了に近づいているほか、長距離ミサイルの燃焼試験が実施されているとの見方が示されました。
これは、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の北韓研究グループのウェブサイト「38ノース（38 North）」が29日、今月4日の衛星写真をもとに明らかにしたものです。
それによりますと、東倉里にあるミサイル基地「西海衛星発射場」では、ロケット発射台の高さが2年前に比べて20メートルほど高くなったほか、発射台に向かう進入路の拡張工事も終わるなど、去年半ばからの施設の改良工事がほぼ終了に近づき、近く長さ50～55メートルのミサイルを設置できる発射台も完成する可能性があるとしています。
また、5月から7月初めに撮影された衛星写真を分析したところ、移動式の大陸間弾道ミサイルのエンジン燃焼試験が行われていて、試験が年内に終了すれば、移動式の大陸間弾道弾ミサイルの発射実験に踏み切る可能性があると指摘しています。
|
|
List