| 米国 ｢金剛山観光事業は国連制裁と無関係｣ |
| 2014-08-22 Updated. |
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 中断したままになっている金剛山（クムガンサン）観光事業の再開について、韓国を訪れているアメリカ財務省の高官は21日、国連安全保障理事会による北韓制裁決議とは無関係であるとの考えを示しました。
このなかで、このアメリカ財務省の高官は、「金剛山観光事業の再開は、国連安保理の北韓制裁決議に関連するものではないと思う。韓国政府がこの問題をどう扱っていくかが重要だ」と指摘しています。
そのうえで、この高官は、「南北関係においては、国連安保理決議で言及されていない多くのものがある。そうした関係は、国際社会の北韓に対する圧力とは関係がないものだと思う」と述べました。
この高官の発言は、個人的な見解としても、金剛山観光事業の再開について「北韓への大量の現金の流入を禁止した国連安保理決議の適用対象になる可能性がある」とする韓国政府の立場とは微妙なずれをうかがわせています。
金剛山観光事業は、2008年7月に警備に当たっていた北韓軍兵士による韓国人観光客殺害事件が起きて以来、中断されたままとなっています。
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