| 米国務長官 「非核化に向けた会談の再開を希望」 |
| 2014-10-23 Updated. |
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 北韓が、拘束していたアメリカ人3人のうちの1人を解放したことを受けて、アメリカのジョン・ケリー国務長官は、北韓との対話を再開する意向があることを明らかにしました。
これは、ドイツを訪れているケリー国務長官が現地時間の22日、ドイツの外相との共同記者会見で述べたものです。
このなかで、ケリー長官は、「北韓が国際社会に復帰できる方法は、非核化に向けた協議に臨むことだ」としたうえで、「数週間または数か月以内に状況が発展し、対話を再開できることを希望する。アメリカとしては、全面的にその準備ができている」と強調しました。
ケリー長官は、そのうえで、「もし、北韓が非核化に乗り出した場合、韓半島での脅威は減ることになるため、我々は、韓国駐留アメリカ軍の削減に踏み切る用意ができている」としています。
また、ケリー長官は、「依然として北韓に拘束されている残り2人のアメリカ人も早期に釈放されることを希望する」と述べました。
北韓は22日、拘束していたアメリカ人3人のうちの１人、ジェフリー・ファウル氏を、解放しています。北韓の朝鮮中央通信は、「金正恩（キム・ジョンウン）第一書記がオバマ大統領の度重なる要請を考慮して、特別措置を取った」と伝えています。
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