| 韓国長官 「在韓米軍削減は遠い先の話」 |
| 2014-10-23 Updated. |
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 アメリカ・ワシントンを訪れている尹炳世（ユン・ビョンセ）外交部長官は現地時間の22日、アメリカのケリー国務長官が北韓の非核化の実現を前提に韓国駐留アメリカ軍の削減の可能性に言及したことについて、「遠い先の日に非核化が実現したら議論する問題」との見方を示しました。
これは、尹炳世（ユン・ビョンセ）外交部長官が現地時間の22日、アメリカ･ワシントンで記者らに対して述べたものです。
このなかで、尹長官は、アメリカのケリー国務長官が韓国駐留アメリカ軍の削減の可能性に触れたことについて、「北韓が早期に非核化に乗り出すよう促す意味のものだ。韓国駐留アメリカ軍の削減は、遠い先の日に非核化が実現したら議論する問題」と強調しました。
ケリー長官は22日、訪問先のドイツ・ベルリンでの記者会見で、北韓が非核化に向けた対話に復帰するよう期待するとしたうえで、「非核化が進展すれば脅威そのものが減るため、韓国駐留アメリカ軍の削減に着手する準備ができている」と述べていて、発言の背景に関心が集まっていました。
また、尹長官は、北韓で拘束されていたアメリカ人男性が解放されたことを機に非核化交渉が再開される可能性については、「これまでのところ、北韓の態度に大きな変化があると断定するのは難しい。アメリカ政府当局者も現在の北韓政策に変化はないとの立場を堅持している」と述べました。
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