| 軍事境界線のイルミネーション キリスト教団体が設置撤回 |
| 2014-12-19 Updated. |
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 北韓との軍事境界線に近い韓国北西部の京畿(キョンギ)道金浦(キムポ)市の愛妓峰(エギボン)展望台にクリスマスツリーが設置する計画を進めていた韓国のキリスト教団体が、計画を撤回すると明らかにしました。
韓国キリスト教総連合会は18日記者会見し、南北軍事境界線に近い京畿道金浦市の愛妓峰展望台にクリスマスツリーを設置する計画について、「純粋な平和と愛に向けたキリスト教の行事としてツリーの設置を進めてきたが、南北の対立を強め、韓国国内では保守と進歩勢力の対立をあおるという誤解を受けていて、設置予定地の住民にも不安を与えた」として、計画を撤回すると明らかにしました。
北韓からおよそ3キロ離れている愛妓峰展望台には、1954年に鉄の塔が建てられ、ほぼ毎年のようにクリスマスに点灯式が行われていましたが、今年10月に韓国軍の海兵隊が老朽化を理由に撤去しています。
連合会は、鉄塔があった場所にクリスマスツリーの設置を要請し、国防部は「宗教活動を保障する」として、ツリーの設置を承認していて、連合会は23日、ツリーの点灯式を行う予定でした。
北韓は、クリスマスツリーの点灯に対し、砲撃すると威嚇するなど強く反発してきました。
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