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朴大統領が三一節で演説 「韓日、未来50年の新たな歴史を」
2015-03-01 Updated.
 
朴槿恵(パク・クネ)大統領は、1日、独立運動記念日の三一節の記念式典で演説し、「日本政府が勇気をもって歴史の真実を認め、両国が未来50年のパートナーとして新しい歴史を切り開くことを期待する」と述べました。
記念式典は、ソウルの世宗文化会館で開かれ、出席した朴大統領は、まず、「過去、ドイツとフランスが葛藤を乗り越え新しいヨーロッパ建設の主役になったように、韓国と日本もより成熟した未来50年のパートナーとして新しい歴史を切り開くべきだ」として、日本政府に対するメッセージを発表しました。
この中で朴大統領は、旧日本軍慰安婦問題について、「平均年齢が90歳と高齢の元慰安婦の名誉を回復できる時間は残り少ない」と強調し、日本政府の勇気ある決断を重ねて求めました。朴大統領はまた、「『歴史は、都合のよいものだけを記憶するのではなく、事実を認めることが進歩に向かう唯一の道だ』と述べた歴史学者の指摘を深く考える必要がある」と指摘しました。
朴大統領のこうしたメッセージは、韓日国交正常化50周年を迎え、両国関係の新たな転換点を見出すため日本の政治指導者に対して認識の変化を求めたものと受け止められています。
一方、北韓に対して朴大統領は、「韓国政府が目指す統一ビジョンは、北韓を孤立させようというものではなく、北韓が国際社会の責任ある一員として共同繁栄と平和の道に進むようにすることだ」として、北韓がこれ以上、南北対話を拒否せず、南北離散家族の生死確認や再会の定例化に応じるよう呼びかけました。
 
 
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