| 金正恩第１書記 中朝関係修復に意欲 |
| 2015-10-10 Updated. |
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 金正恩（キム・ジョンウン）第１書記は、平壌（ピョンヤン）を訪れている中国の共産党序列5位の劉雲山政治局常務委員と9日夜、会談し、中朝関係修復に強い意欲を示しました。
中国の新華社通信が9日平壌（ピョンヤン）発で報道したところによりますと、会談の中で、金正恩第１書記は、「金日成主席と金正日国防委員長が残してくれた最大の外交遺産は朝中友好だ」と強調し、「中国とハイレベルでの密接な往来を継続し、各分野の交流と協力を強化したい」と述べ、中国との関係修復に強い意欲を示したということです。
これに対して、劉雲山政治局常務委員は、「韓半島の平和と安定を維持することが有益だ」として、北韓の核問題をめぐる6か国協議の再開に向けて北韓とともに努力する意向を示し、6か国協議の早期再開を要請したということです。
中国の最高指導部が北韓を訪問したのは習近平主席体制になって初めてで、冷え込んでいる中朝関係にどんな影響をおよぼすのか注目が集まっています。
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