| 国連安保理 報道声明で北韓を強く非難 |
| 2016-06-24 Updated. |
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 北韓が21日に新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイル2発を発射したことについて、国連安全保障理事会は23日、強く非難する報道声明を発表しました。
このなかで、国連安保理は、北韓が弾道ミサイル発射実験を繰り返していることについて、過去の安保理決議に対する「重大な違反」だと指摘し、北韓に核・ミサイル開発の自制を求めました。
また、国連加盟国に対し、安保理がすでに採択した制裁決議の履行に向けて、さらに努力するよう求めるとともに、制裁の実施強化の一環として、各国がこれまでに講じた具体的な措置について報告するよう要請しました。
北韓が4月15日以降、6回にわたって弾道ミサイル発射実験を行っており、国連安保理はその都度、報道声明を発表しています。
報道声明は、決議や議長声明に比べて拘束力が弱くなっています。
北韓が21日発射した中距離ミサイルは、高度1000キロに到達し400キロ先の目標地点に達するなど、技術的な進歩がみられることから、アメリカでは、アジア太平洋地域のミサイル防衛体制の強化や新たな北韓制裁などが必要と指摘する声が出ています。
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