| 金正恩氏就任から5年 ミサイル発射に1100億ウォン |
| 2016-07-27 Updated. |
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 北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が最高指導者に就任して5年間、北韓は弾道ミサイルだけで31発を発射し、少なくとも1100億ウォン以上を使ったという見方が示されました。
韓国国防部が27日に明らかにしたところによりますと、金正恩委員長が2011年に最高指導者に就任して以来、北韓は短距離弾道ミサイル「スカッド」16発、中距離弾道ミサイル「ノドン」6発、潜水艦発射弾道ミサイル3発など、弾道ミサイルだけで31発を発射しているということです。
これは、金委員長の父親の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が在任した18年間に発射した弾道ミサイル16発のおよそ2倍にあたります。
専門家によりますと、北韓がこの5年間にミサイル発射に費やした費用は、少なくとも1100億ウォンを超えるものと推定され、これは北韓の住民が1～2か月間食べられるトウモロコシを購入できる額だということです。
国防部は、金委員長が弾道ミサイルにこだわっていることについて「核を搭載したミサイルの発射能力を向上させるため」と話しています。
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