韓国戦争の休戦協定から63年 ソウルで記念式典 |
2016-07-27 Updated. |
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韓国戦争の休戦協定締結から63年になる27日、ソウルオリンピック公園で記念式典が行われ、黄教安(ファン・ギョアン)国務総理は、「国際社会と緊密に協力し、北韓の挑発に断固として対応する」という考えを強調しました。
記念式典には、黄教安国務総理をはじめ、韓国戦争参戦国の代表、市民らおよそ3000人が出席しました。
黄国務総理はあいさつの中で、「安全保障の最高の力は国民統合から始まる」と述べ、韓国国内の理念の対立に懸念を示し、「国際社会と緊密に協力して、北韓の挑発に断固として対応するとともに、北韓の核放棄に向けてあらゆる措置をとる」という姿勢を示しました。
式典では、また、ブルックス在韓アメリカ軍司令官がメッセージを寄せ、「休戦協定は、韓半島の安定を維持するための重要な役割を果たしてきた」と述べるとともに、「休戦協定の締結に至るまで犠牲になった多くの人々を忘れてはならない」と強調しました。
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