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韓中6か国協議代表が会談 北韓への追加制裁を議論
2016-09-23 Updated.
 
北韓の核問題をめぐる6か国協議の韓国首席代表を務める外交部の金烘均(キム・ホンギュン)韓半島平和交渉本部長は22日、中国代表の武大偉韓半島問題特別代表と中国・北京で会談し、北韓の5回目の核実験に対する対応策を協議しました。
会談で、金烘均本部長は中国側に対し、北韓に対する陸路での物資輸送の禁止など、さらに強力な制裁を要求し、武大偉特別代表は、中国が北韓の核開発に反対するという立場を確認したうえで、制裁の内容を調整したものとみられています。
中国は、国連安全保障理事会の追加決議などによる制裁を通じて、北韓の態度の変化を引き出すべきという認識には同意する一方で、制裁により北韓政権が崩壊する可能性を警戒しており、4回目の核実験の際と同じく、制裁強化には慎重な態度を示しています。
韓国側は、18日に開かれた韓日米外相会談の結果などを踏まえ、北韓に対して強い影響力を持つ中国が安保理などで強力な制裁案の合意に協力するよう求めたもようです。
北韓が9日に5回目の核実験を強行してから、韓国と中国の外交当局者が直接会って協議したのは今回がはじめてで、北韓の核問題に対する対応策や対北韓制裁に関する目標などについて、両国間の隔たりを埋めることに焦点が合わせられたとみられています。
 
 
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