| 中国の北韓石炭輸入量 ８月は27％増加 |
| 2016-09-24 Updated. |
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 北韓の4回目の核実験を受けてことし3月に国連安保理が採択した制裁決議により、輸入禁止品目となっている北韓産石炭について、ことし8月の中国の輸入量が去年の同じ時期より27.5%増えたことが、中国の税関総署の統計を基に経済調査会社がまとめた資料で明らかになりました。
日本経済新聞が24日伝えたものです。
それによりますと、中国が北韓から輸入した石炭の量は、安保理決議直後のことし4月以降、7月までは減少し続けていましたが、8月に初めて増加に転じたということです。
国連の制裁決議では、軍事用と関係のない民生目的なら制裁対象から外すという例外規定があり、こうした抜け穴を利用し、申請書に「民生目的」と書けば、ほぼ問題なく交易できるということです。
石炭のほか、中国では北韓産鉄鉱石の輸入量も8月に35.1%増えるなど、中国と北韓との貿易総量はおよそ30%増加したということです。
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