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ロケットまたはジェットエンジンのような推進装置を備え、遠隔操作、または自律飛行によって目標を攻撃する兵器。一般的に飛行中に進路を修正し、目標を攻撃できる装置を利用した誘導ミサイルを指す。誘導システムは大きく遠隔操作と自律統制の2種類に分けられる。ミサイルは推進機関、誘導装置、安定操縦装置、炸薬または信管などを組み込んだ弾体で構成されている。射程距離1000~5500キロのものを中距離ミサイル、500~1000キロのものを短距離ミサイルに分類する。

ミサイルは武器、爆弾などを目標まで飛ばすための飛行装置で、正確に目標に到達できる能力、目標が動いている場合は、目標を追跡できるような能力を備えていなければならない。そのため核兵器を論ずるとき、核爆弾を目標地点まで飛ばすためのミサイルの性能について論じないわけにはいかない。どんなに爆発力が大きい核爆弾も、目標地点まで飛ばすためのミサイルがなければ意味がない。そのため核兵器とは核弾頭を装着したミサイルを意味する。

ミサイルは局地戦で使用される射程距離が短いものから、地球の反対側まで攻撃できる大陸間弾道弾まで、さまざまな種類がある。発射台も基地に固定されたものもあれば、鉄道やトラック、航空機、艦艇、潜水艦に装着して移動できるものもあり、人が携帯して移動できる小型ミサイルもある。核兵器関連の北韓のミサイルについて話すときは、戦略兵器級、中でも弾道ミサイルについて触れることになる。