
19日午後2時から20分間、全国で実践的な地震避難訓練が行われます。
このうちソウルでは、地震で発生する「複合災害」に備えるため、江東(カンドン)区のマンション団地で、軍と警察、消防士などから3400人あまりが参加して大規模な防災訓練が行われます。
訓練は、21万平方メートル規模の撤去予定マンション68棟を実際の被災現場に見立てて、マグニチュード6.8の地震が発生したとの想定で行われます。道路が封鎖され、上水道や通信、電気なども途切れた状況下で、現場の負傷者を迅速に救出する訓練が行われます。
これまでの防災訓練とは違い、今回の訓練では火災や建物の崩壊、放射能の漏えいなどの災害が突発的に起こり、各状況に合わせて現場の救出隊がどれだけ多く負傷者を救出できるかを検証することにしています。