龍山米軍基地の地下水から多量の発ガン物質検出

入力 : 2017-04-19 14:05:04 修正 : 2017-04-19 14:05:18

龍山米軍基地の地下水から多量の発ガン物質検出

ソウルの中心部、龍山(ヨンサン)アメリカ軍基地の地下水から、最大で基準値の160倍を超える発ガン性物質が検出されたことが、調査から2年経って明らかになりました。
龍山基地周辺では、2000年代初めから基地内のオイル貯蔵施設から漏れ出したオイルが原因とみられる深刻な土壌汚染が見つかっていて、今年末の龍山基地の敷地返還を前に、環境部が2年前の2015年5月に敷地の土壌や地下水の調査を行いました。
しかし環境部は、調査結果について「外交に関する情報」という理由で公開しませんでした。そのため、市民団体「民主社会のための弁護士会」は、環境部を相手に最高裁判所にあたる大法院に対して、情報公開の拒否を取り消すよう求める訴訟を提起して市民団体が勝訴したため、環境部の調査結果が2年経ってようやく公開されたものです。
それによりますと、当時、調査対象となっていた龍山基地の14か所のうち、7か所の地下水から基準値の160倍を超える量の発がん性物質「ベンゼン」が検出されたということです。
龍山基地は現在の敷地を国防部に返還し、京畿道南部の平沢(ピョンテク)にあるアメリカ軍基地に移転することが決まっていて、政府はこの敷地を公園に作り変える計画で、多くの市民が利用することが予想されます。
市民団体は政府に対して、浄化対策を立てるよう求めていますが、政府はアメリカ軍がまだ龍山基地を使っているため、韓米駐屯軍地位協定(SOFA)の規定に基づき、この敷地を使用している側が解決すべき問題だとして応じていません。
龍山基地の浄化作業が返還前に行われるか、誰が行うかをめぐって、今後も混乱は続きそうです。

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