
首都圏の人口が、初めて純流出に転じたことがわかりました。
統計庁が19日に発表した調査結果によりますと、2015年11月現在、5年前と比較して238万人が首都圏に流入した一方で、流出した人は255万人で、首都圏の人口純流出はおよそ16万3000人だったということです。首都圏の人口が純流出に転じたのは、調査が始まった1971年以来初めてのことです。
こうした調査結果について、統計庁の関係者は、「ソウルの家賃が急騰したため、ソウルから離れる人口が増えたこと、地方都市の整備が進み、首都圏から離れる人口が増えたことなどが原因とみられる」と説明しています。