北韓、グァム攻撃を示唆 トランプ大統領発言の後

入力 : 2017-08-09 13:10:12 修正 : 2017-08-09 17:28:15

北韓、グァム攻撃を示唆 トランプ大統領発言の後

北韓の弾道ミサイル運用部隊である戦略軍は、アメリカのグァムにある戦略的軍事施設に対して「中距離弾道ミサイルによる攻撃を慎重に検討している」と述べて、軍事的な挑発行為を示唆しアメリカを威嚇しました。
北韓国営の朝鮮中央通信が9日、伝えたところによりますと、北韓の戦略軍は8日付けで声明を出し、中距離弾道ミサイルの「火星12」でグァム周辺を包囲攻撃する計画を慎重に検討しているということです。
これはトランプ大統領が8日、「北韓がこれ以上アメリカを脅せば、世界がかつて見たことのないような炎に直面することになる」として軍事的行動に出る可能性を示唆した直後に発表されたもので、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が決断を下せば「いつでも実行される」としています。
北韓戦略軍はこの計画について、「核戦略爆撃機があるアンダーソン空軍基地を含むグァムの軍事基地を制圧、けん制し、アメリカに重大な警告信号を送る」としており、アメリカの戦略兵器がグァムから韓国に送り込まれて合同演習が行われることに、北韓は以前から神経をとがらせていたものとみられます。
韓国の合同参謀本部にあたる北韓の総参謀部も9日、声明を出し「アメリカが言及した予防戦争について全面戦争で応じる」としてアメリカを威嚇したうえ、「韓国に対してもソウルや南部地方を同時に打撃する」と脅かしました。
こうした中、韓国では今月21日から行われる韓国とアメリカによる定例の合同軍事演習を控えた8日、アメリカのB1爆撃機2機が上空に飛来するなど、緊張が高まっています。

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