サード報復措置への憂慮 中国大使に伝える

入力 : 2017-01-06 09:16:14 修正 : 2017-01-06 09:19:26

サード報復措置への憂慮 中国大使に伝える

韓国外交部は、5日、ソウル駐在の邱国洪中国大使を呼んでアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備決定に対する報復とみられる中国の相次ぐ措置について韓国政府の憂慮を伝えました。
外交部の金炯辰(キム・ヒョンジン)次官補は5日、外交部に中国の邱国洪大使を呼び、70分間にわたって韓国政府の考え方を伝えました。
この席で韓国側は、サードの韓国配備決定に対する報復とみられる中国側の相次ぐ措置に対して憂慮の念を示し、サードの配備は主権的で自衛的な防衛措置だとする韓国政府の立場を改めて伝えたもようです。
外交部の当局者は、この会談は2週間ほど前から予定されていたもので、韓国と中国の国交樹立25周年を迎えて、両国間の協力関係について話し合ったと説明しています。
しかし、中国外務省のサード韓国配備担当の陳海アジア局副局長が、去年暮れ、韓国外交部とは協議せずに勝手に韓国を訪れ、政界や経済界の関係者と接触して、事実上韓国でサード反対の世論を高めようとしたこと、韓国の芸能人の中国での活動を制限していること、中国に進出しているロッテグループの系列会社に対して大規模な税務調査を行ったこと、1月と2月の中国発韓国行きの不定期航空便を中国側が認めていないことなど、最近、サードの韓国配備決定に対する中国政府の報復と受け止められる措置が相次いで取られていることから、韓国政府が今回「警告のメッセージ」を伝えたとする見方も出ています。
一方、このほど韓国の野党議員らが中国を訪問した際、王毅外相がサード配備の中止を求めたことについて、韓国国防部の報道官は5日の定例会見で「中国側に韓国の立場を引き続き説明していく」と述べ、サードの配備は予定どおりに進める考えを改めて示しました。
この報道官は、「サードは高度化した北韓の核やミサイルの脅威に対する主権的で自衛的な防御措置だ。韓国が主権的に判断し、決定して進めていく」と強調しました。

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