米著名投資家の訪朝 金委員長とアメリカの思惑

入力 : 2019-02-12 13:58:43 修正 : 0001-01-01 00:00:00

米著名投資家の訪朝 金委員長とアメリカの思惑

北韓がアメリカの著名な投資家、ジム・ロジャーズ氏を招いたのは、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が権力を掌握して以来、強調してきた経済発展と外資誘致への意思が反映されたものとみられます。
金委員長は2011年12月の就任以来、経済開発区を通じた経済発展に力を注いできました。
経済開発区は、外国資本の誘致を目的に指定され、その数は、現在、27に及びます。
経済開発区内では、税の免除や外国人投資家の出入国、居住、通信への優遇措置など投資を促進するための多様な特例規定が設けられています。
しかし、北韓の核ミサイル開発による国際社会の制裁のため、これといった成果は出せずにいました。
そうしたなか、金委員長は去年4月、核開発と経済建設を同時に進める「並進路線」から、経済建設に総力を傾ける新たな路線に切り替えることを宣言しました。
ことしは、北韓が2016年に示した国家経済発展5か年計画の4年目の年で、金委員長としては、目に見える成果が必要な時期とされます。
金委員長がアメリカの著名な投資家のロジャーズ氏を招いたのは、経済建設の成果を出すためには、アメリカの資本も受け入れるという意思を示したものとみられます。
北韓への投資を強調してきたロジャーズ氏は、去年12月には金剛山(クムガンサン)観光地区にゴルフや温泉リゾートを持つ韓国企業の社外取締役にも迎え入れられました。
アメリカがロジャーズ氏の北韓訪問を許可したのも、注目すべきところです。
国連安全保障理事会とアメリカ政府の対北韓制裁のため、ロジャーズ氏の北韓への投資の道は、いまのところ、閉ざされています。
しかし、北韓が非核化の措置を実行すれば、「ばら色の未来」が待ち構えているというメッセージを北韓に送ろうとするアメリカの意図は、鮮明です。
また、長期的には、北韓への制裁が解除されれば、アメリカが北韓市場を先取りするという戦略的な思惑もうかがえます。

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