
野党自由先進党の李会昌(イ・フェチャン)代表が忠清南道(チュンチョンナムド)知事選挙での敗北など、統一地方選挙での敗北の責任を負い、辞意を表明しました。
自由先進党の朴宣映(パク・ソンヨン)議員は7日、「国会で開かれた非公開の議員研讃会で、李会昌代表が統一地方選挙での敗北の責任を負い、辞意を表明した」と述べました。
この日の研讃会では、統一地方選挙での敗北をめぐり、激論が交わされ、党の刷新と指導部の辞任を求める声が上がったということです。
李会昌代表はこれに先立って、KBSラジオとのインタビューでも「自分が責任を取らなければならない」と述べており、すでに代表を辞任する考えを表明していました。
一方、李会昌代表は、先の選挙で進歩系が大きく躍進したことを受けて、野党圏連帯に対抗するための「保守大連合」を提案しました。
李会昌代表は7日、KBSラジオとのインタビューで、「このままだと2013年の大統領選挙では保守政権が左派政権に変わるかもしれない。政治を先進化するための保守大連合を検討する必要がある」と述べました。
この発言について、自由先進党の関係者は、「あくまでも大きな構想を示したもので、具体的な案があるわけではない」と説明しています。