北韓解放の米大学生の死亡 韓国の対北政策に影響か

入力 : 2017-06-20 14:55:18 修正 : 2017-06-20 16:00:14

北韓解放の米大学生の死亡 韓国の対北政策に影響か

アメリカの大学生がこん睡状態で北韓から解放され、死亡したことが、北韓とアメリカの関係はもちろん、韓国の新しい政権の対北韓政策にも直接的または間接的に影響を及ぼしかねないという見方が出ています。
韓国政府は、この大学生が北韓でどのようにしてこん睡状態に陥り、解放からわずか6日目で死亡したのか、その具体的な経緯が解明されるかに注目しています。
遺族の主張通り、拷問や虐待によって死亡に至ったなら、北韓に対するアメリカをはじめ国際世論はさらに悪化し、北韓に対する圧力の強化を求める声が高まるためです。
この問題は、現地時間の今月29日と30日にワシントンで開かれる韓米首脳会談での北韓問題をめぐる議論にも大きな影響を及ぼすとみられます。
アメリカ国内の世論を考えると、トランプ大統領はいまの北韓に対する圧力の一層の強化を強調する可能性が高いとみられます。
この場合、対話と制裁を並行するという文在寅(ムン・ジェイン)政権の対北韓政策について、トランプ大統領が共感を示すのは難しくなると観測筋は、みています。
したがって、今回の問題は、南北の関係改善を図ろうとする文在寅(ムン・ジェイン)政権には、打撃となるでしょう。
また北韓に抑留されている韓国人6人の身の回りの安全についても懸念が高まっています。
北韓は2013年、韓国人宣教師を逮捕し、国家転覆陰謀罪などを適用して無期懲役を言い渡すなど、韓国人6人を抑留していますが、韓国政府は、この6人が現在どのような状態にあるのか把握するのは難しいとされています。
こうしたことから、韓国政府は、北韓とアメリカの動向を見守っています。
北韓が、アメリカとの対話が難しくなったと判断し、核やミサイルの挑発に走る場合、韓半島情勢は急速に冷え込むと予想されますが、北韓に抑留されているアメリカ人3人の解放をめぐって米朝間で議論が進めば、意外と対話の局面が早まる可能性もあります。
観測筋は、今回、大学生の解放を議論するため6か国協議アメリカ側首席代表のジョセフ・ユン北韓担当特別代表が北韓を訪れ、北韓外務省の当局者と対話しただけに、今後米朝間で引き続き接触が行われる可能性もあるとみています。

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