キム・スボン教授にブルーノ・ポンテコルボ賞

入力 : 2017-09-20 12:39:24 修正 : 2017-09-20 12:39:24

キム・スボン教授にブルーノ・ポンテコルボ賞

ソウル大学のキム・スボン教授が、粒子物理学の世界では世界的な権威をもつ賞、「ブルーノ・ポンテコルボ賞」を、韓国人としては初めて受賞することになりました。
ソウル大学が20日に発表したところによりますと、キム・スボン教授は、現地時間の19日、ロシア・ドゥブナの核物理国際共同研究所(JINR)が贈る「2016年ブルーノ・ポンテコルボ賞」を受賞するということで、審査委員の全会一致で受賞が決まりました。
キム・スボン教授はことし57歳、ソウル大学物理天文学部の教授で、南西部の全羅南道(チョルラナムド)靈光(ヨングァン)郡の靈光原子力発電所の近くに韓国初の中性微子検出器を建設してデータを集め、これまで測定できなかった最も弱い中性微子「ニュートリノ」が変換される強さを発見しました。
「ニュートリノ」とは、原子の核が崩壊したり融合したりする過程で放出される基本的な粒子で、宇宙の形成に非常に重要な役割を果たしているとされています。
キム・スボン教授の研究結果は、物理学で最高権威をもつ専門誌「フィジカル・レビュー」で発表され、これまでに1600回引用されています。
「ブルーノ・ポンテコルボ賞」は、ニュートリノ物理学の開拓者であるブルーノ・ポンテコルボ氏を追悼して1995年に作られたもので、素粒子物理学の分野で優れた業績を残した人に贈られています。

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