文大統領 ドイツで首脳外交 open the window of AOD

入力 : 2017-07-09

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G20首脳会議出席のためドイツを訪れている文在寅大統領は6日、ベルリンで演説し、東西に分断されていたドイツが統一した歴史を振り返りながら、韓半島の平和構想を披露しました。
この中で、北韓による大陸間弾道ミサイル発射について、「非常に失望した。国際社会の警告を正面から拒んだもので、間違った選択だ」と非難しました。
文在寅大統領は韓半島の平和構想について、北韓の体制を保障する方向で非核化を進め、恒久的な平和体制を構築し、南北を網羅する新しい経済システムを導入するとしました。
南北間の対話を再開することについては、アメリカと中国も支持していると指摘し、「環境が整い、緊張と対立の局面を転換させるきっかけがあれば、いつでも金正恩委員長に会う用意がある」と述べ、金正恩労働党委員長との直接対話に意欲を示しました。
また、平昌冬季オリンピックへの北韓の参加、軍事境界線での敵対行為の中止、離散家族の再会などを提案しました。
一方、文在寅大統領はドイツで、韓日米3か国首脳会談を行ったほか、日本の安倍晋三首相や中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領と別途会談しました。
7日未明に行われた韓日米3カ国首脳会談で、3か国首脳は、北韓の核放棄に向けた戦略を共有し、3カ国が緊密に連携して、北韓に対してさらに圧力をかけていくことで一致しました。
また、アメリカが北韓への制裁で中国企業を対象に含めたことについて、韓国と日本も連携する方針を確認し、中国が役割を果たすよう、3か国で働き掛けていくことでも一致しました。
3か国首脳は会談後に発表した共同声明で、北韓に「最大限の圧力をかけるため協力する」と強調するとともに、アメリカが韓日両国に対して、核兵器の使用も含めた防衛義務を果たすことを再確認しました。
また、中国とロシアを念頭に、「北韓と国境を接する国々」は北韓を説得するために努力すべきだとしました。
文在寅大統領は3か国首脳会談を終えたあと、安倍晋三首相と別途会談しました。
文在寅大統領就任後初めてとなる会談で、両首脳は両国関係を未来志向で進めていくことで一致しました。
両首脳は会談で、互いに相手国を年1回訪問する「シャトル外交」を復活させることで合意しました。
「シャトル外交」は2004年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権と小泉純一郎政権で始まりましたが、2011年を最後に途絶えています。
一方、2015年末の慰安婦問題をめぐる合意については、文在寅大統領は「国民の多くが受け入れられない」との立場を改めて示しましたが、この問題を両国間の協力とは分離する方針を表明しました。
文在寅大統領は、「この問題が両国の他の関係の発展に妨げになってはならない」と指摘し、北韓問題を踏まえ、両国間の安全保障面での連携強化や、貿易・投資の活発化といった経済問題と、慰安婦問題を切り離して取り組む考えを示しました。
安倍首相は、歴史問題などを念頭に、「難しい問題が全体の両国関係に影響を及ぼさないように適切にマネージすることが両国の共通の利益だ」と強調したということです。
これに先立って、文在寅大統領は6日、中国の習近平国家主席とも首脳会談を行いました。
文在寅大統領就任後、両首脳が直接会談するのは初めてです。
文在寅大統領は会談で、「北韓の非核化、韓半島の平和体制構築のため、両国の協力が非常に重要だ」と述べ、習近平国家主席は、北間への「対話と圧力」を強調する文在寅大統領の対北韓政策を評価したということです。
両首脳は、北韓による追加的な挑発を中止させるために、より強力な制裁と圧迫が必要だという点で認識を共有しましたが、一方で、北韓との対話の必要性でも意見が一致したということです。
懸案となっている高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の韓国配備については、習近平国家主席は「適切な処理を望む」と述べ、改めて反対する立場を示し、文在寅大統領は「十分理解している」とだけ答えたということです。
この問題をめぐっては、中国が韓国に対する事実上の経済的報復を行っていて、今後とも懸案として残る見通しです。
文在寅大統領はロシアのプーチン大統領との会談では、北韓問題について、「制裁と対話、全ての手段を使って北韓の非核化を進めていく」との立場を説明し、ロシアの積極的な役割を要請しました。
これに対して、プーチン大統領は、北韓の核保有を認めないことを改めて強調し、韓国政府の努力を支持するとしました。

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