北韓がICBM発射成功と発表 open the window of AOD

入力 : 2017-07-09

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北韓は4日午前9時40分ごろ、北西部の平安北道亀城市付近から東の海、東海に向けて弾道ミサイルを発射しました。
ミサイルは日本の排他的経済水域内に落下しました。
北韓の国営朝鮮中央テレビはこの日の午後、特別重大報道として、ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験が成功したと伝えました。
北韓による大陸間弾道ミサイルの発射実験は初めてのこととなります。
特別重大報道は、このミサイルが新たに開発した大陸間弾道ミサイル「火星14型」だとし、最高高度2802キロまで上昇し、933キロ飛行したとしました。
また、ミサイルはおよそ39分間にわたって飛行し、公海上の目標水域を正確に打撃したとしました。
さらに、「世界のどの地域でも攻撃できる最強の大陸間弾道ミサイルを保有した核強国になった」と強調し、「アメリカの核戦争の脅威を終息させ、平和と安全を守っていく」と主張しました。
一方、北韓の労働党機関紙、労働新聞は5日付で、「数千度の高温の条件下でも、弾頭の温度は安定的に維持された」として、大気圏への再突入に必要な技術を確保したと主張しました。
軍事専門家はこのミサイルについて、北韓が公開した映像などをもとに、5月に発射した「火星12型」と基本的に同じもので、2段目のロケットを搭載することで飛行距離を伸ばしたと説明しました。
また、通常の角度で発射した場合、飛行距離はおよそ6700キロに達し、アメリカのアラスカまで届くという見方を示しました。
韓国国防部は5日、国会の国防委員会で、このミサイルについて、「高度や飛行距離などから、大陸間弾道ミサイル級の新型ミサイルと評価される」との見方を示しました。
韓民求国防部長官は「初期段階の大陸間弾道ミサイルだ」とする見方を示し、大気圏への再突入などは未確認だとして、現時点では大陸間弾道ミサイルの開発に成功したと断定することは難しいと述べました。
北韓のミサイル発射を受けて、国連安保理は6日午前、緊急会合を開き、北韓のミサイル発射を批判する報道声明の採択に向けて調整を進めましたが、ロシアは、北韓が発射したのは中距離弾道ミサイルだとして、文案の調整を求め、報道声明は採択されませんでした。
一方で、韓米両軍は5日、北韓のミサイル発射を受けて、北韓指導部への精密攻撃が可能な弾道ミサイルの発射訓練を東の海、東海で合同で行いました。
北韓は発射実験をすることで、アメリカ本土を攻撃できる大陸間弾道ミサイル開発で大きな進展があったことをアピールする狙いがあったとみられますが、アメリカは北韓に対する圧力を強化する見通しです。
ドイツ・ハンブルクのアメリカ総領事館では、文在寅大統領、日本の安倍晋三首相、アメリカのトランプ大統領による3か国首脳会談が行われ、北韓に対する圧力を強める方針で一致しました。
また厳しい制裁措置を含む新たな国連安保理決議の採択に向けて、連携していくことを確認しました。
北韓への対応をめぐってアメリカと中国の立場の隔たりも目立ち、今後のアメリカと中国の動きにも関心が寄せられています。

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