自動車業界、不振にあえぐ open the window of AOD

入力 : 2017-09-03

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韓国の自動車業界が不振に陥っています。
韓国の自動車業界は最近、内需、輸出、生産不振の三重苦を強いられています。
ことし上半期の内需、輸出、生産はともに2年連続で減少しました。
上半期の輸出台数は132万1390台で、2009年の93万8837台以来、8年ぶりに最も少なくなりました。
在韓米軍の高高度迎撃ミサイルシステム=THAADの配備に対する報復措置もあり、中国市場での販売台数は前の年に比べて40%以上減りました。
同じ期間、国内の販売台数は4%減りました。
工場の稼働率も2014年の96.5%から、ことしの上半期は93.2%に下がりました。
自動車部品の輸出も前の年より5.8%減っています。
国内の生産台数は2015年に比べて7.2%減り、世界6位にランクが下がりました。
ことしは7位のメキシコに追い越される可能性もあります
韓国とメキシコの自動車生産台数は5年前までは韓国が100万台以上多く、優位を占めていましたが、ことし上半期はその差が10万台に縮小しました。
10年以上、ドイツと日本に次いで3位だった輸出は、すでにメキシコに追い越されました。
自動車業界の不振は多様な要因がありますが、世界景気の回復が遅れていること、THAAD配備に対する報復措置で中国市場で苦戦していることなどが主な要因とされています。
中国では現代自動車の現地工場が一時稼動を停止する事態にまでなっています。
一方で内需も減り、結果的に生産も減っています。
研究開発への投資が不十分なことも不振の要因の一つとして指摘されています。
世界的な自動車メーカーは着実に投資を続けることで、電気自動車などへのシフトに備えていますが、韓国の自動車業界は各国の自動車メーカーに比べると研究開発への投資が不十分だとする指摘が出ています。
将来の競争力を左右するとみられる電気自動車については、各種の規制が多いことも開発が遅れている要因とされています。
労使間の対立が毎年繰り返されていることも不振に陥った重要な要因の一つとされています。
韓国の自動車業界は売上に占める人件費の割合が世界でもっとも高く、人件費の負担が大きいことが研究開発などへの投資の不振につながっているとする指摘もあります。
起亜自動車の例を見ますと、ソウル中央地方裁判所はこのほど、 起亜自動車の労働組合が提起した賃金請求訴訟で、定期賞与などを通常賃金に含めるべきだとして、労働組合の請求を一部認める判決を出しました。
その結果、起亜自動車は4223億ウォン相当の手当を遡及して支給しなければなりません。
起亜自動車側は控訴する方針を決めており、今後、控訴審でも敗訴すれば、深刻な影響を受けるとしています。
遡及して支給しなければならない額も負担ですが、今後とも人件費の負担はさらに高くなります。
不振を克服するには、労使間の対立の解消、政府の各種の規制の緩和、競争力強化に向けた投資の拡大などが先行しなければならないとされています。

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