韓米FTA 再交渉手続きへ open the window of AOD

入力 : 2017-10-08

Title

韓国とアメリカは4日、自由貿易協定の共同委員会の会合をワシントンで開き、再交渉に向けた手続きを始めることで合意しました。
トランプ大統領は対韓貿易赤字を理由に、協定の再交渉が必要との立場を繰り返してきました。
トランプ大統領は選挙戦のときから北米自由貿易協定や韓国との自由貿易協定について、「貿易赤字の原因だ」として批判し、破棄または再交渉が必要との立場を強調していました。
6月の韓米首脳会談では文在寅大統領に自由貿易協定の見直しを直接求め、8月に共同委員会の最初の会合がソウルで開かれました。
当時、アメリカ側は「自由貿易協定が対韓国の貿易赤字の原因だ」として改定を要求、これに対して、韓国側は「自由貿易協定で貿易量が増大し、双方がともに利益を得ている」と反論し、協定の見直しを求めるアメリカ側の要求を拒否しました。
トランプ大統領は最近、韓米自由貿易協定の破棄の準備を指示するなど、韓国側への圧力を強め、結局、今回の会合では韓国側が譲歩する形となりました。
トランプ大統領は以前から韓米自由貿易協定について、「ひどい取引だ」として批判してきましたが、アメリカ商工会議所など産業界や議会には韓米自由貿易協定の破棄に反対する意見が多くあります。
一方の韓国では、破棄は非現実的で、経済的な打撃だけでなく、北韓の挑発が続く中、両国の結束を揺るがしかねないとの懸念も出ていました。
会合が終わったあと、韓国の産業通商資源部の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)通商交渉本部長は「破棄の脅威が実際に切迫している」と述べ、協定破棄を避けるために再交渉に向けた手続き開始に合意したことを示唆しました。
韓国産業通商資源部は5日、「韓米自由貿易協定の互恵性をより強化するため、協定見直しの必要性について認識を共有した」との声明を発表し、再交渉を始める手続きに入ることを明らかにしました。
双方が合意したことで、早ければ来年初めにも改定に向けた本格的な交渉が始まる見通しです。
アメリカ側は自動車や鉄鋼産業を中心に貿易不均衡が広がったと主張してきたこともあって、こうした分野について改定を求めてくるものとみられます。
アメリカ側は自動車市場について、韓国側に非関税障壁が存在するとして撤廃を求めています。
自動車や鉄鋼だけでなく、農業やサービス分野でもアメリカ側に有利な方向で改定を求めてくる可能性もあるとされています。
韓国側は、「自由貿易協定で貿易量が増大し、双方が利益を得ており、アメリカの対韓貿易赤字は自由貿易協定が原因ではない」との立場で一貫していますが、ある程度の譲歩は避けられない見通しです。
一方、トランプ大統領は来月上旬に韓国を訪問することになっていますが、文在寅大統領との首脳会談では、北韓への対応に加えて、自由貿易協定の見直しについても協議するものとみられます。

  • RSS
  • Facebook
  • Twitter
  • 印刷
  • 一覧
  • Top
prev  prev  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 next
Internet Radio On-Air Window to KBS WORLD Radio Window to KOREA
韓国語を学ぼう (Mobile)
北韓インサイド
その他
KBS World Radio On-Air
  • KBS World Radio On-Air
  • 11の言語による放送番組をモバイルで聴取できるストリーミング専用のアプリです

<

2 / 4

>