南東部でM5.4の地震 観測史上2番目 open the window of AOD

入力 : 2017-11-19

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15日午後2時29分ごろ、韓国南東部の慶尚北道浦項付近でマグニチュード5.4の地震が発生しました。
気象庁によりますと、震源地は浦項市北区の北9キロ、震源の深さは9キロです。
午後2時49分にマグニチュード3.6、午後3時にはマグニチュード2.9、午後4時49分にはマグニチュード4.6の余震が起きるなど、その後数日間、多数の余震が断続的に観測されました。
韓国では昨年9月、今回の地震の震源に近い慶尚北道慶州でマグニチュード5.8の地震が起きています。
今回の地震は観測史上では昨年に続いて2番目の規模でした。
釜山をはじめソウルや大邱など、韓国国内の広域で揺れが観測され、長崎県対馬市でも震度2の揺れが観測されました。
観測史上2番目の規模の地震でしたが、昨年の地震もあって、地震の緊急速報がテレビなどで速やかに出され、大きな混乱はありませんでした。
政府の中央災害安全対策本部のまとめによりますと、17日までに負傷者は75人となり、住宅3棟の全壊を含め、商店など私有施設の外壁が崩れたりヒビが入るなどの損壊が1200件以上となっています。
15~16日にかけて自宅から避難した人は1700人以上にのぼり、体育館などに一時避難、避難所には支援物資が運び込まれました。
浦項の地震発生地域から南およそ45キロ付近の月城原発は運転を続けていて、原発運営会社の韓国水力原子力によると、全国の原発に異常はなく、いずれも正常に運転しているということです。
また、浦項市のポスコと現代製鉄の製鉄所、近くの蔚山の現代自動車とSKイノベーションの工場、亀尾の三星電子とSKハイニックスの半導体ラインはこれといった被害はなく、正常に稼動しています。
一方、地震発生から一夜明けた16日は日本の大学入試センター試験に当たる「大学修学能力試験」が実施され、59万人余りが受験することになっていましたが、1週間延期されました。
教育部は、試験会場となっている一部の建物の壁にヒビが入るなど安全が確保できないとして、試験を1週間延期したものです。
韓国にはおよそ450の活断層がありますが、南東部の量産と釜山を結ぶ「量産断層」が最大の活断層とされています。
昨年の慶州地震、今回の浦項地震の震源はいずれもこの「量産断層」の付近でした。
韓国では昨年9月の慶州地震以降、耐震設計について関心が高まっていますが、耐震設計が義務付けられる以前に建てられた建物が多く、今のところ耐震設計が適用された建物は多くないのが現状です。
鉄道や橋りょうなどは80~90%に耐震設計が適用されていて、公共施設はおよそ40%に耐震設計が適用されていますが、私有施設などの建物の場合は耐震設計が適用されているのはおよそ20%に過ぎません。

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