金正恩委員長が訪中、習近平国家主席と会談 open the window of AOD

入力 : 2018-04-01

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北韓の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が先月25~28日まで4日間の日程で中国を訪問しました。
日本のメディアが、故金正日国防委員長が2011年に使ったものと似た21両編成の列車が北京駅に到着した様子をとらえ、金正恩委員長が中国を訪問したとの憶測が流れていましたが、中国と北韓の国営メディアが28日、金正恩委員長が中国を訪問していたと報じて、これが確認されました。
金正恩委員長は2012年4月に名実ともに最高指導者となって以来、初めての外国訪問で、習近平主席との会談も初めてです。
金正恩委員長は26日に北京の人民大会堂で習近平主席と会談しました。
金正恩委員長は会談で、「祖父の 金日成(キム・イルソン)主席と父親の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の遺訓に従って韓半島の非核化を実現させるために力を尽くすのはわれわれの一貫した立場だ」として、韓半島の非核化に向けた決意を表明したということです。
そのうえで、「アメリカと韓国がわれわれの努力に友好的に応じ、平和的・安定的な雰囲気を作り出し、平和実現に向けた措置を取れば、韓半島の非核化問題は解決できるだろう」と話したということです。
習近平主席はこれに対して、ことしに入ってから韓半島情勢に前向きな変化が見られると歓迎し、そのうえで、「われわれは韓半島の非核化を実現するという目標を堅持するとともに、対話を通じて問題を解決する」と語り、中国政府の従来の立場を強調したということです。
また、「中国は引き続き建設的な役割を果たし、各国とともに協力して情勢の緩和を進めたい」と話したということです。
金正恩委員長の中国訪問は、南北首脳会談や米朝首脳会談を控えて、中国との伝統的な友好関係を修復することによって後ろ盾を復活させ、有利な外交環境を確保する狙いがあったものとみられます。
また、国際社会の制裁で苦境に陥っている経済を再建するために、中国からの食糧支援や投資など大規模な経済協力を引き出す狙いもあったとみられます。
一方、中国としては緊張緩和に向けた一連の動きの中で除外されていた側面もあり、北韓との関係を修復して今後とも非核化に向けた動きに積極的に介入することで主導権を握り、戦略的な利益を確保する狙いがあったとみられます。
今回の中朝首脳会談は双方のこうした利害が一致した結果と言えるでしょう。
韓半島情勢は局面打開に向けて動き出しています。
問題解決の鍵は北韓が本当に核を放棄する意図があるかどうかということです。
金正恩委員長は首脳会談で非核化に向けた決意を表明したということですが、北韓は2005年9月の6か国協議の共同声明で核の完全放棄を確約し、その見返りにエネルギー支援などを受けたあと、核実験を再開し、弾道ミサイルの開発を進めるなど、国際社会との約束を破った前例があります。
北韓は「段階的で同時並行の措置」を求めています。
北韓は今後、「同時並行の措置」として経済制裁の緩和や解除などをアメリカ側に求めてくるのではないかとみられますが、北韓が最後まで約束を守るという保証はありません。
「段階的で同時並行の措置」については懐疑的な意見も少なくありません。

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