南北首脳による板門店宣言 open the window of AOD

入力 : 2018-04-29

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韓国の文在寅大統領と北韓の金正恩国務委員長は27日、軍事境界線のある板門店で会談し、「南北は完全な非核化を通じて核のない韓半島を実現するという共通目標を確認した」とする「板門店宣言」に署名しました。
両首脳は、韓半島にもはや戦争はなく、新たな平和の時代が開かれたと宣言しました。
そのうえで、分断と対決を一日も早く終息させ、民族的和解と平和繁栄の新たな時代を果敢に切り開き、南北関係をより積極的に改善し発展させていかなければならないという意志を明らかにしました。
板門店宣言は南北関係改善、軍事的緊張状態の緩和、平和体制構築の三分野に言及しています。
南北関係改善については、高官級会談をはじめとする各分野の対話と交渉を進めること、当局間協議を緊密にすること、双方の当局者が常駐する南北共同連絡事務所を開城地域に設置することにしました。
また、ことし8月15日を契機に、離散家族・親戚の再会を進めることにしました。
軍事的緊張状態の緩和については、軍事的緊張と衝突の根源となる一切の敵対行為を全面中止することにし、非武装地帯を実質的な平和地帯とすることにしたほか、西の海、西海の北方限界線一帯を平和水域として、偶発的な軍事衝突を防止することにしました。
そのため、軍事的な問題を協議し、解決するために、国防相会談をはじめとする軍事当局者会談を頻繁に開催することにしました。
平和体制構築については、既存の不可侵合意を再確認するとともに、休戦協定締結65年となることし、終戦を宣言、休戦協定を平和協定に転換することにしました。
また、完全な非核化を通じて核のない韓半島を実現するという共通の目標を確認し、平和体制を構築するために南北米3者、または南北米中4者による協議の開催を推進していくことにしました。
このように板門店宣言には南北関係改善や平和定着に向けた両首脳の意志が反映されました。
両首脳が韓半島にもはや戦争はなく、新たな平和の時代が開かれたと宣言し、終戦を宣言、休戦協定を平和協定に転換することにしたのは少なくない進展です。
ただ、非核化については、完全な非核化を通じて核のない韓半島を実現するという共通の目標を確認したものの、そのための具体的な措置は盛り込まれませんでした。
金正恩国務委員長としては、核のカードを持ったまま米朝首脳会談に臨むとの思惑があり、南北首脳会談ではあえて具体的措置については触れなかったものとみられます。
非核化に向けた具体的な措置については6月初めに開かれる見通しの米朝首脳会談に委ねられる形となりました。
ただ、宣言に「完全な非核化」という表現が盛り込まれたのは注目すべきことでしょう。
一方で、年内に終戦を宣言し、休戦協定を平和協定に転換すること、そのためにアメリカや中国を交えた会談を推進することにしたのは、重要な進展です。
また、北韓の最高指導者として金正恩国務委員長が初めて西側メディアの前に立ち、全ての合意を「徹底履行する」と約束したのは、これまでにない重要な成果の一つです。

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