朴槿恵候補“過去の歴史”を謝罪 open the window of AOD

入力 : 2012-09-30

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与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領候補は24日、記者会見し、父親の故朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の軍事クーデターや
その政権時代、反政府団体をつくったなどとして民主化運動関係者が検挙され反共法に違反したとして8人が死刑となった人権弾圧事件「人民革命党事件」などについて謝罪しました。
朴槿恵候補は、「軍事クーデターや人民革命党事件は、憲法の価値を損ね、韓国の政治発展を遅らせる結果を招いた」としたうえで、「当時の政権下で弾圧されて苦痛を受けた被害者とその家族に心から謝罪する」と述べました。
また、「被害者とその家族の苦痛を癒すために努力する」と約束しています。
朴正煕元大統領は1961年に軍事クーデターを起こして政権を掌握し、1972年には任期を延長するために憲法改正を強行して、18年間に渡って長期に権力の座を維持し続けました。
朴正煕元大統領については、高度経済成長を成し遂げたとする肯定的な評価とともに、一方では在任中の人権弾圧などに対する批判が続いています。
朴槿恵候補はこれまで、父親の故朴正煕元大統領の軍事クーデターなどについて、「歴史の判断に任せる」として、あいまいな態度を保っていました。
野党側はこうした態度について、朴正煕元大統領の政権下で苦痛を強いられた被害者や家族に目を背けていると指摘し、朴槿恵候補の歴史に対する認識には問題があると批判しました。
最近は故朴正煕元大統領の政権下の人民革命党事件も取りざたされるようになりました。
この人民革命党事件では、遺族が再審を請求し、2007年にソウル中央地方裁判所が関連者の無罪と国の賠償を命じる判決を言い渡しています。
このように朴槿恵候補が与党の次期大統領候補に選ばれてからは、朴正煕元大統領に対する批判や、父親の朴正煕元大統領の政権に対する朴槿恵候補の認識についての批判が相次ぎ、朴槿恵候補に対する支持率は徐々に落ち込んでいました。
朴槿恵候補は大統領選に向けて「国民の大統合」を訴えており、父親の故朴正煕元大統領の政権下で苦痛を強いられた人たちから目を背けているといったイメージが続くのは避けたいところです。
今回の記者会見は、父親の朴正煕元大統領の政権と関連して受ける批判をかわし、支持率を回復させる狙いがあったとみられます。実際に支持率の回復につながるかどうか、見極めるには少し時間がかかりそうです。

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