李明博大統領は13日、国会で審議が進められている「貯蓄銀行被害者救済特別法」などと関連して、非合理的な法案については関係部署が積極的に対応するよう指示しました。
李明博大統領はこの日開かれた首席秘書官会議で、2008年9月以降に営業停止措置を受けた18の貯蓄銀行の被害者を救済するための貯蓄銀行被害者救済特別法が国会で審議されていることについて、過去に営業停止となった金融機関の被害者との公平さに欠ける部分がないか、憲法の平等権の趣旨に反する部分がないかなど、積極的に検討し、対応するよう指示しました。
この特別法は、現行の預金者保護法に定められた保護額の5000万ウォンを超える部分についても被害額を補填することなどを盛り込んでいます。
李明博大統領は、与野党が4月の総選挙を控えて、財源などを考慮せずに無分別に人気迎合主義の法案を立法化しようとしているとして、貯蓄銀行被害者救済特別法や零細規模自営業者のクレジットカード手数料率を政府が決めるようにした「与信専門金融業法改正案」に反対する立場を示しています。
アラブ首長国連邦に派遣され、軍事訓練などを支援している韓国軍のアーク部隊の隊員1人が部隊を無断で離脱しましたが、18時間ぶりに検挙されたことが分りました。
韓国軍の合同参謀本部が13日、明らかにしたところによりますと、部隊を離脱したのは特殊戦部隊所属の下士官で、12日午後6時40分に部隊を出たまま、復帰しなかったということです。
この下士官は、部隊が駐屯しているアルアイン市内でクレジットカードを使用したことが確認され、韓国大使館や現地警察と協力して捜索を進めた結果、13日午後1時ごろ、市内のショッピングセンターで検挙されました。
この下士官は部隊内でこれといった問題がなく、無断で部隊を離脱した動機などを調べた上で、懲戒処分や帰国などの措置が取られる見通しです。
アーク部隊は去年1月にアラブ首長国連邦に派遣され、特殊戦部隊の訓練を支援し、有事の際には韓国人保護の任務を担当しています。
KBSと外交通商部は13日、韓流の世界化を通じて韓国に対する好感度を高めるための事業を共同で進めていく覚書を締結しました。
KBSと外交通商部は、まず、「クイズ・コリア」を各国で進めていくことにしました。
クイズ・コリアは、海外の大使館や領事館などの在外公館が韓国に関するクイズ大会を開き、上位入賞者を韓国に招待して、KBSが最終決勝戦の模様を放送するというものです。
KBSと外交通商部はこの他にも、韓流と関連した情報の相互交流、韓流と関連した中長期事業の共同企画などの協力を進めていくことにしました。
先に辞意を表明していた朴熺太(パク・ヒテ)国会議長は13日、国会事務局に辞表を提出しました。
朴熺太国会議長は、2008年に行われた与党ハンナラ党の代表選で現金を配布したとする疑惑が持ち上がり、今月9日に辞意を表明していました。
国会議長の辞任は本会議に上程され、無記名投票で決まります。
国会は16日で本会議の日程が終わることになっており、国会議長辞任の案件は16日に票決される見通しです。
後任の国会議長については、4月の総選挙の投票まで2ヶ月足らずしか残っていないことから、新しい議長を選出せず、副議長が職務代行を行う可能性が高いものと見られています。
最大野党民主統合党の韓明淑(ハン・ミョンスク)代表は13日、2008年に行われた与党ハンナラ党の代表選で候補が現金を配布した事件で、大統領府青瓦台の秘書官が関わったとする疑惑が持ち上がっていることと関連し、李明博大統領に対して謝罪を要求しました。
韓明淑代表はこの日開かれた最高委員会議で、「李明博政権になってから不正と関連して大統領府青瓦台の首席秘書官3人がすでに退陣するなど、側近の不正が続いている。大統領は国民に対して責任ある姿勢で謝罪してこそ、残った任期の国政運営を円滑に進めていくことができる」と指摘しました。
また、「不正疑惑と関連して朴熺太(パク・ヒテ)国会議長や崔時仲(チェ・シジュン)放送通信委員長は辞意を表明しながら、まだ辞表を提出せず、非正常な方法で現職を維持している」と批判しました。
韓国のサウンドエンジニアが、12日にロサンゼルスで行われたグラミー賞授賞式で、ベストエンジニアアルバム賞を受賞しました。
受賞したのは、サウンドミラーコリアの代表を務めるファン・ビョンジュン氏で、アメリカの作曲家ロバート・アルドリッジのオペラ「エルマ・ガントリ」の音盤制作を担当し、クラシック部門のベストエンジニアアルバム賞を受賞しました。
ファン・ビョンジュン氏は、「音楽界の最高の栄誉とされるグラミー賞で受賞してとても嬉しい。20年間に渡ってサウンドエンジニアとして頑張ってきた甲斐があった」と感想を語りました。
ソウル市は12日、112億ウォンあまりを投じて建造した遊覧船「アラ号」を民間に売却することにしたと発表しました。
アラ号は、呉世勲(オ・セフン)前ソウル市長が在任中に進めた漢江ルネサンス事業の一環として去年4月に建造され、漢江と韓半島西の黄海を結ぶ航路で運航する予定でしたが、その運河事業自体が取り消しとなったため、民間への売却を決めたものです。
ソウル市の関係者によりますと、ソウル市議会との間で運営方法などをめぐって隔たりがあり、実際に運航したのは10回に過ぎませんが、去年は維持費だけで1億ウォンあまりがかかったということです。
4月の総選挙を控えて在外国民投票の登録が11日に終わりましたが、登録率は5.57%と低調でした。
中央選挙管理員会によりますと、日本の場合、対象となる有権者は46万人あまりですが、登録した人は2万人に及ばず、登録率は4.02%でした。
アメリカの場合、対象となる有権者が最も多く、86万人に上りますが、登録した人は2万3000人あまりで、登録率は2.66%にとどまりました。
中国は日本やアメリカに比べるとやや高く、8.1%でした。
中央選挙管理員会は、全体の登録率が5%台と低いことについて、在外国民の選挙への関心が低いこと、手続きが複雑なことなどを理由にあげています。
在外国民投票は、留学生や商社の駐在員など、国内に住所がある人はそれぞれの選挙区の候補に投票できますが、海外に移住して国内に住所がない人が投票できるのは比例代表選挙だけで、それだけ関心が低くなるということです。
また、登録や投票をするためには、韓国の大使館や領事館を直接訪問しなければならないなど、手続きが複雑なことも理由とされています。
中央選挙管理員会は、在外国民の関心を高めるためには、登録や投票を郵便でもできるようにするなど、制度を改善する必要があるとしています。
オーストラリアで練習中の競泳のホープ、パク・テファン選手が、地域大会に出場し、韓国記録を更新しました。
パク・テファン選手は、シドニーで開かれたニューサウスウェールズステートオープンに出場、2日目の12日、男子1500メートルで14分47秒38で優勝、韓国記録を更新しました。
パク・テファン選手は前日の200メートルと400メートルでも優勝し、三冠王になりました。
パク・テファン選手はロンドン・オリンピックを控えてオーストラリアで練習中ですが、13日に一時帰国する予定です。
オランダのドルドレヒトで開かれたスピードスケート・ショートトラックのワールドカップ、今シーズン最終戦で、韓国のノ・ジンギュ選手は12日、男子1000メートルに出場、接戦を制して1分28秒202で優勝しました。
2位のカナダの選手との差は0.063秒でした。
ノ・ジンギュ選手は前の日の男子1500メートルでも優勝しており、最終戦で二つの金メダルを獲得しました。
ノ・ジンギュ選手はショートトラック世界ランキング1位で、今シーズン6回のワールドカップシリーズで、合わせて八つの金メダルを獲得、今シーズンの最多優勝選手になりました。
統一部は、中国の瀋陽で政府の許可を受けずに北韓関係者と接触した韓国の民間団体の関係者について、法律にもとづいて処罰するしかないという見解を示しました。
2000年の南北首脳会談で決まった6・15共同宣言の履行を目指して活動している民間団体の「6・15共同宣言実践委員会」の韓国側関係者3人は、今月9日、中国東北部の瀋陽にある、北韓が経営するホテルで北韓側関係者との会議に出席し、11日に韓国に戻ってきました。
これについて統一部の関係者は、「北韓側との接触は、事前に韓国政府の許可を得てから行わなければならない。今回の会議出席は、政府の許可を得ていないため、南北交流協力法にもとづいて処罰するしかない」と説明しています。
南北交流協力法は、政府の許可を受けずに北韓の関係者と接触した場合、100万ウォン以下の罰金を科すことを定めています。
6・15共同宣言実践委員会の韓国側関係者は、今月初め、北韓側と民間交流の再開などを話し合うために会合することで合意し、統一部に許可を申し込みましたが、統一部が「政治的な目的の訪問になる可能性が高い」として許可していませんでした。
一昨年2010年11月の北韓による延坪(ヨンピョン)島砲撃で、家を失った住民のための仮設住宅の役割が終わり、13日から撤去作業が始まります。
北韓による延坪島砲撃が起きた2010年11月、被災地を支援する市民団体の「全国災害救護協会」が砲撃で住む家がなくなった住民のために島内の延坪小学校の近くに木材の仮設住宅39軒を建てて被害を受けた住民に提供していました。しかし住民が自分たちの新しい住宅の整備をほぼ終えたことから、島を管轄する仁川(インチョン)市甕津(オンジン)郡が、この建物の撤去作業を始めるものです。しかしまだ新しい家が完成していない3軒は当分の間、残すことにしています。
ソウル市庁前の広場で、冬の間、開設されていた屋外スケート場が、12日、シーズンを終えました。
ソウル市庁前のソウル広場の屋外スケート場は、2007年に初めて開設されました。毎年、冬の間運営され、利用料金が1000ウォンと安く、スケート場の周辺に市民からのお便りを紹介したり、音楽を流したりするDJボックスが設けられて、ソウルの冬の名所として親しまれています。
今回は去年12月16日に開場し、利用者の数は前回よりおよそ1万人多い19万人にのぼりました。
ソウル市は、屋外スケート場の運営を委託していた民間の業者との契約が今年で終わるため、スケート場の運営を続けるかどうか市民にアンケート調査を行う方針です。
北韓の大規模なマスゲームの「アリラン公演」が、今年も4月10日から平壌で始まります。
北韓への観光を専門にしているアメリカの旅行会社「ニュー・コリア・ツアーズ」のホームページによりますと、アリランのマスゲームは今年で8回目の開催で、今年は4月10日から5月1日までと、8月1日から9月15日までの2回にわけて開かれる予定だということです。
アリラン公演は、競技場のスタンドで10万人以上が一糸乱れない演技をして模様や文字などを描く大規模なマスゲームで、2002年に北韓の故金日成(キム・イルソン)主席の生誕90年を記念して初めて披露されました。
今年のアリラン公演は、北韓が今年を強くて盛んな国にするという意味の「強盛大国」を目指す元年にすると宣言したことや、4月に故金日成(キム・イルソン)主席の生誕100年を迎えること、故金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の三男の金正恩(キム・ジョンウン)氏が北韓の新しい指導者になったことなどを記念して、いつにもまして大規模な公演になるものとみられています。
中国東部の江蘇省で水道水から人体に有害なフェノールが検出されたのは、韓国船籍の貨物船にその責任があるとして、中国の裁判所がこの貨物船の抑留と36億7000万ウォンの保証金を請求する申請を認める決定を下しました。
中国の新華社通信によりますと、中国東部の江蘇省の一部地域で長江を水源に利用する水道水からフェノールが検出されたため、調査したところ、近くの浙江省鎭江市の長江沿岸に停泊していた韓国船籍の貨物船「グロリア号」が、フェノールが含まれた化学物質を長江に流したことがわかったということです。
このため鎭江市は10日、「グロリア号」を抑留するとともに、36億7000万ウォンの保証金の支払いを求めることを武漢海事裁判所に申請し、裁判所がこれを認める決定をしたということです。
これについて「グロリア号」の関係者は、化学物質を長江に捨てた事実はないとして、保険会社とともに対応していく方針を明らかにしています。