[KBS WORLD Radio] 今週の焦点 今週の焦点 japanese 2024-04-20T04:15:51 <![CDATA[全員日本人の5人組ガールズグループ「UNICODE」]]> 外国人のK-POP界進出が目立つなか、メンバー全員が日本人ということで話題の5人組ガールズグループ、「UNICODE」。メンバー一人ひとりの“コード”をつなげてできたグループという意味を持っているそうです。今年に入ってからジワジワと情報が出てきて、すでにファンも獲得。そしてついに4月17日、デビューを果たしました!彼女たちが韓国でK-POPアイドルを目指すようになったきっかけやデビューまでの道のり、そして今後の意気込みについて聞いてみました。...

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rki@kbs.co.kr 2024-04-17 +09:00
<![CDATA[小説『ロ・ギワンに会った』]]> 本日ご紹介する本は、チョ・ヘジンの小説『ロ・ギワンに会った』です。ソン・ジュンギ主演の映画『ロ・ギワン』が3月にネットフリックスで公開され、日本でも見たという方がたくさんいると思いますが、その原作の小説です。小説は2011年に出ていて、日本でも翻訳出版されています。翻訳は、KBS日本語放送「玄海灘に立つ虹」火曜日担当の浅田絵美さんが担当しました。ロ・ギワンは脱北者で、北韓から中国を経てベルギーに逃げた男性なのですが、私は映画を試写会で見てすごくリアルな描写に驚いて、原作に興味を持ちました。小説を読んでみると、小説の主人公はロ・ギワンじゃなく、韓国人女性でした。主人公の女性は放送作家で、ロ・ギワンの足跡をたどってベルギーへ向かいます。ロ・ギワンの日記など資料をもとに、ロ・ギワンが行った場所に実際に行ってみて、ロ・ギワンがそこで何をして何を思ったかを想像するという内容でした。それは現実逃避の旅でもありました。病気の少女ユンジュのドキュメンタリー番組を撮っていて、自分のせいでユンジュの人生を台無しにしてしまったかもしれないという罪悪感に襲われ、逃げるようにベルギーへ飛びます。ロ・ギワンについての記事を読んだことがベルギーへ向かったきっかけではありましたが、海外で別人の人生に思いを巡らせることで自身の韓国での出来事をしばし忘れたいという気持ちもあったようです。脱北者という本題とは離れますが、この主人公の放送作家としての苦労も印象的でした。というのも、私自身、韓国のテレビに出演しながら、放送作家とやり取りすることが多く、収録日の前日夕方に台本が送られてきて、当日の朝修正版が来ることが多いんですね。徹夜したんだなと思って聞いてみると、案の定「収録前日の睡眠は贅沢です」と苦笑いしながら答えるので、ああ、ほんとに大変だなと思っていました。そういう苦労が小説にもありありと書かれていて、私の知る放送作家たちの顔が浮かびました。そんな中で起きた不幸は、視聴率のために放送日を遅らせたがために、ユンジュの病状が致命的に悪化したということで、因果関係ははっきりは分からないんですが、主人公は重い責任を感じます。番組は様々な困難に陥った人のドキュメンタリーを通して寄付を募るというものだったので、人助けのための番組を作りながら、逆の結果を生んでしまい、その矛盾に耐えきれなくなります。これは映画にも出てきましたが、ロ・ギワンはベルギーで難民申請を試みます。ところが、ロ・ギワンが北朝鮮から来たという証拠がないと言って認めてもらえません。このあたりが日本の観客・読者には分かりにくいところかなと思うんですが、ロ・ギワンは中国を経てベルギーへ来たと言いましたが、具体的には中国の朝鮮族自治州で、中国だけども朝鮮語が使われている地域です。脱北者なのか、中国の朝鮮族自治州出身者なのか、見分けがつかないということです。これは実際に私が会った脱北者も同じ疑いをかけられたという話をしていました。朝鮮族なのに脱北者のふりをして難民の地位を得ようとする人がけっこういるみたいです。ロ・ギワンのお母さんは、北韓から脱出する時に北朝鮮の身分証はすべて捨ててしまったんですね。ロ・ギワンはお母さんが中国で亡くなったのがきっかけでベルギーに来たのですが、身分証もなく、難民としても認められないと、食べていくことすら難しい。ロ・ギワンが孤独に泣く姿を想像しながら、主人公はユンジュが泣く姿を思い浮かべます。結局現実逃避でベルギーに来ても、頭の中の半分はユンジュのことです。日本は特に難民認定が厳しい国ですが、もちろん難民に税金を使うので簡単に認められないのも分かりますが、それによって命を落とす人がいるかもしれないと思うと、簡単に拒まないでほしいとも思います。『ロ・ギワンに会った』は、ロ・ギワンという脱北者について知ろうとする韓国人女性の目を通して、脱北者を含む難民について考えさせる小説でもありました。私自身は新聞記者として難民の取材をしたことがあり、命からがら逃げて来た人ほど、難民を証明する資料を持っていないという矛盾を感じていたので、小説や映画として、そういう現実にも目を向ける機会になればなと思いました。映画はラブストーリーが中心になっていましたが、小説はまたかなり違ったテイストなので、ぜひどっちも味わってみてほしいと思います。...

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rki@kbs.co.kr 2024-04-17 +09:00
<![CDATA[ILLIT]]>

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rki@kbs.co.kr 2024-04-09 +09:00
<![CDATA[映画『破墓』]]> 〇本日は、映画『破墓』をご紹介します。破壊の破に墓でパミョですが、昨年の『ソウルの春』に続いて観客数1000万人を超える大ヒットになっています。『サバハ』『プリースト 悪魔を葬る者』で知られるチャン・ジェヒョン監督、主演がチェ・ミンシク、キム・ゴウン、ユ・ヘジン、イ・ドヒョンと演技派俳優たちで、私も公開初日に見ました。キム・ゴウンが演じるのはムーダンのファリム、ムーダンは日本語では巫女とも訳されますが、日本で想像する巫女とはだいぶ違って韓国独特のシャーマン。映画やドラマにはたくさん出てきます。映画『哭声/コクソン』ではファン・ジョンミンがムーダンを演じていました。ムーダンの‘クッ’という儀式が一つの見どころで、誰かが憑依するんですね。そもそも演技って誰かになりきって演じるものですが、さらにそのキャラクターに別の誰かがのりうつる。演技中の演技で、キム・ゴウンがどう演じるかっていうのが見たくて『破墓』を見た人も多かったと思います。チェ・ミンシクが演じるのは風水師のサンドク。これはなんとなく分かると思います。家をどこに建てたらいいか、お墓をどこにしたらいいか、風水を見る人です。最近、サジュという四柱推命を見てもらったんですが、それを見るおじさんが破墓を見たかと聞くので、見たと答えたら、「私の本業はチェ・ミンシクの演じた風水師です」と言ってました。実際、いるんですね。ユ・ヘジンが演じるのは葬儀師のヨングン。葬儀の専門家です。葬礼指導師とも言うんですが、国家資格があって、チャン・ジェヒョン監督はこの映画のために葬礼指導師の資格を取ったそうです。〇映画では、ファリムとその弟子のボンギル(イ・ドヒョン)が米国のLAに向かいます。ある在米コリアンの資産家の依頼を受けて行くのですが、代々、謎の病にかかって、どうすればいいのかという相談で、ファリムはそれが先祖の墓の場所が悪いからだと言います。先祖の墓は韓国にあり、そこでサンドク、ファリム、ヨングン、ボンギルが‘破墓’、墓を掘り出します。韓国では実際けっこうあることで、‘移葬(イジャン)’と言って、墓の場所を移すんですね。『移葬』というタイトルの映画もありましたけど、その映画では、いったん土葬していたのを、火葬するというものでした。韓国は長く土葬中心の国だったんですが、近年は火葬に変わってきました。『破墓』でも、掘り出して火葬することになっていたんですが、火葬の前にお棺を開けてしまい、そこから悪霊が外へ出てしまって、奇怪な出来事が起こり始めます。〇私は映画を見るまで知らなかったんですが、日本とも関連する部分があるんですね。冒頭でLAに向かう飛行機に乗ったファリムが日本語で話す場面があって、あれ?と思ったんですが、けっこうたくさん日本語が出てきました。というのも、この資産家一家の先祖は、いわゆる‘親日派’。日本に親しみを持つという漢字ですが、韓国で‘親日派’と言うと、日本の植民地支配に協力したという意味が含まれています。それが呪いの原因になっているとも言えるんですが、あんまり話すとネタバレなのでこのへんにしておきます。これは映画を見た後に知ったんですが、4人の主人公の名前が、いずれも独立運動家や、親日派の断罪に関わった実在の人物の名前だそうです。特に有名なのは、イ・ドヒョンが演じたユン・ボンギルで、独立運動家です。もちろん、映画の時代背景は現代なので、同じ名前をキャラクター名に使っただけで、その人物を描いているわけではないのですが、オカルト映画に日本植民地時代の歴史を重ねたという点で、多くの人の関心を引いた面もあったようです。〇個人的には後半はファンタジー色が強くなってちょっとついていけなくなったところもあるんですが、それでも韓国のシャーマニズムがメインの映画という点、それを演技派俳優たちが見せてくれるという点で、とってもおもしろかったです。日本でも公開されるようなので、ぜひ見てもらいたいなと思います。...

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rki@kbs.co.kr 2024-04-03 +09:00
<![CDATA[話題のインフルエンサー犬「ぶさいくノウリ」]]> 世界子犬の日は、単にかわいいワンちゃんの記念日というのに留まらず、高く売れる犬をつくるために無理な繁殖をさせるようなペット業界の悪い慣習を知らせようと作られた日でもあります。近年、ペットを飼う人がどんどん増えている韓国ですが、捨てられてしまう動物の多さもとても深刻です。韓国でも犬や猫の保護施設や保護団体が増えてはいますが、十分なケアを受けられていない子たちもたくさんいます。なので「(ペットショップで)買わずに、里親になってください(사지말고 입양하세요)」というキャッチフレーズが広く使われたりもします。人気者のノウリを見て、保護犬の里親になることに関心をもつ人がもっと増えてくれたらいいな、と思います。...

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rki@kbs.co.kr 2024-03-22 +09:00
<![CDATA[自己啓発本『セイノの教え』]]> 〇本日は、自己啓発本『セイノの教え』をご紹介します。セイノというのは著者のペンネームですが、英語のSay...

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rki@kbs.co.kr 2024-03-21 +09:00
<![CDATA[NCT WISH]]>

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rki@kbs.co.kr 2024-03-20 +09:00
<![CDATA[韓国語の中で使われる日本単語]]> 韓国語の日常会話で、ふいに日本語が聞こえてくることがあります。いわゆる俗語(スラング)で、正しい使われ方ではありませんが、ふだん話すことばの中には日本語の単語がそのまま、または変形したかたちで使われていることが多いんです。ここでは、よく使われることばを3つ取り上げてみます。これらは比較的若い世代も使っており、現代になって作られたことばといえます。ただ、日本の植民地時代を生きた世代がいまでも「つめきり」や「たまねぎ」といった日本語の単語を使うこともあることから、やはり植民地時代から使われてきた日本語の名残という面もあります。なので公式には、日本語から派生した言葉は使わないようにし、正しい韓国語に直して使いましょう、という雰囲気が強くあります。テレビ番組などでうっかり使ってしまっても字幕では韓国語の表現に直されていたりします。そんな背景もきちんと押さえておきたいところです。...

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rki@kbs.co.kr 2024-03-15 +09:00
<![CDATA[スポーツ選手にどこまで道徳心を求めるべきでしょうか?]]> 今月の案件は・・・「スポーツ選手と道徳について」です。国民的スターと言われるスポーツ選手であっても、道徳的な問題でバッシングを受けることがあります。また、そのバッシングが、選手生命をも奪ってしまうことがあり、それが たびたび 議論を巻き起こしています。実力がものを言うスポーツの世界。こんな世界に身を置くスポーツ選手にどこまで道徳心を求めるべきでしょうか?特に最近は、過去の出来事までさかのぼって断罪するケースも多いですが、これについてはどう思いますか?22日金曜日までにご意見をお聞かせください。宛先は、japanese@kbs.co.krです。ご意見をお送りくださった皆様の中から抽選で3名様にささやかなプレゼントをお送りいたします。どしどし送ってください。...

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rki@kbs.co.kr 2024-03-14 +09:00
<![CDATA[絵本「お、ミジャ!」]]> 生きるって、辛くもあり、苦くもあり、酸っぱかったり、しょっぱかったりもします。甘やかなこともあるでしょう。あなたのすぐ近くにいる、こうして生きている私たちは、みんなミジャです。こんなお話でした。タイトルの「お、ミジャ!」には、赤い木の実の「オミジャ」の意味も込められています。甘味、苦味、酸味、辛味、塩見の5つの味をもつことから 「五味子(オミジャ)」と呼ばれる実。五味子茶は気力回復の効能があるといいます。まさに、この5人のミジャさんの物語にぴったりな名前ですね。3月8日は「国際女性デー」。世界的に女性の経済・政治・社会的地位においてジェンダー平等を尊重する日として設けられた記念日です。そこできょうは、華やかな舞台や家庭だけでなく、見えない隅々で社会を支えている女性たちの物語を紹介しました。...

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rki@kbs.co.kr 2024-03-08 +09:00
<![CDATA[イ・ソンギュン×ホン・サンス監督]]> 〇本日は、ホン・サンス監督作の中で、イ・ソンギュンさんの出演する作品をご紹介しようと思います。皆さんご存じと思いますが、昨年末、違法薬物使用の疑いで警察の取り調べを受けていた 俳優イ・ソンギュンさんが自殺しました。ポン・ジュノ監督をはじめ映画関係者が警察の情報管理など真相究明を求めていますが、個人的にも大好きな俳優だったので、とても残念です。パッと思いつく代表作といえば映画では『パラサイト』や『最後まで行く』、ドラマでは『私のおじさん』などですが、ホン・サンス監督の作品にもけっこう出ていて、短編1本を含めて5本出ています。特に私が好きなのは『ソニはご機嫌ななめ』(2013)『へウォンの恋愛日記』(2013)なんですが、他に『アバンチュールはパリで』(2008)『教授とわたし、そして映画』(2010)、日本、韓国、フィリピンの監督によるオムニバス『ある訪問』(2009)これが短編で、私はこの短編以外は見ました。〇出演作を挙げていて気付いたんですが、チョン・ユミとの共演が多いんですね。『ソニはご機嫌ななめ』『教授とわたし、そして映画』『ある訪問』の3本で、そういえば去年カンヌ国際映画祭で上映されて、韓国では9月に公開された『眠り』もイ・ソンギュン、チュン・ユミ主演でした。相当相性がいいんだなと思います。ホン・サンス監督作に登場する男性は基本はマッチョな男性はあまり出てこなくて、ちょっと情けない感じなのですが、それがまたイ・ソンギュンがよくはまるんですね。『ソニはご機嫌ななめ』は、チョン・ユミ演じる大学生のソニと、3人の男性の話でしたが、その3人のうちの1人、ソニの元カレの役をイ・ソンギュンが演じていました。このほかキム・サンジュン演じる大学教授、チョン・ジェヨン演じる映画監督、みんながソニに気があって、ソニも気があるような言動で、ややこしい四角関係なんですが、どろどろした感じでなく、観客としてはあははって笑っちゃうような映画でした。どういう部分で ドロドロっぽい四角関係を 笑えるものにしているのか、もう少し詳しく教えてください。(おもしろそう・・・)〇個人的に忘れられないのが、この『ソニはご機嫌ななめ』と『へウォンの恋愛日記』が日本では同時期に公開されて、この2作品の試写用DVDを宣伝の人からもらった時に「ホン・サンスで、ホッと一息^^」ってメモがあったんです。親しい人だったんですけど、私が当時新聞記者でものすごく忙しくしていたので、「記事に書かなくてもいいから、これ見て気分転換して」ということだったんですが、見て、ほんとに、いい気分転換になりました。『ソニはご機嫌ななめ』に限らないんですが、ホン・サンス監督作は、登場人物の会話をのぞき見ているような気分になります。実際、こういう恥ずかしい会話、やってるよなあってニヤニヤしながら見てしまいます。イ・ソンギュンさんの行動で“ホッと一息”できるようなことはありましたか?〇ホン・サンス監督は本当に多作で、毎年、それも1本でなく2本作ってる年も多く、1996年に『豚が井戸に落ちた日』でデビューして、30本を超える作品を生み出しています。しかも多くの作品が海外の映画祭で受賞していて、受賞数で言えば韓国の監督の中で圧倒的に多いだろうと思います。『ソニはご機嫌ななめ』もロカルノ国際映画祭監督賞受賞作です。〇『へウォンの恋愛日記』ではイ・ソンギュンは大学教授ソンジュンの役で、チョン・ウンチェ演じる大学生のへウォンと別れようとしてなかなか別れられない関係です。ソンジュンは既婚者でちゃんと別れないとという思いもあるけど、へウォンに会うと心は揺れる。これもやっぱり本人たちは深刻そうなんですが、見ている分にはなんかおかしい。最後まで見て、あれ? これは日記の中の話だったのか、へウォンの夢の中の話だったのか? と戸惑うのは、へウォンは日記を書きながら居眠りしていたんですね。ホン・サンス監督作はこういう「え!?」と驚かされることがよくあって、それが海外でも高く評価されているポイントなんだろうと思います。この映画についてのイ・ソンギュンのトークをユーチューブで見たことがあるんですけど、野外ロケが多く、陽が落ちてくるのでかなり短い時間で撮らないといけないシーンがあったそうで、そんな状況で泣いたりわめいたり、感情を作るのが大変だったそうです。でも、見ていて全然そんなことは感じさせない、本当に悲しみ、怒っているように見える、改めて、素晴らしい俳優だったなと思います。イ・ソンギュンさんの歳を重ねていく姿が見られなくなったのはとても惜しいですが、追悼の意を込めて、今回、ご紹介しました。機会があれば、ぜひ見てみてください。...

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rki@kbs.co.kr 2024-03-07 +09:00
<![CDATA[三・一独立運動発祥の地、タプコル公園の歴史]]> 90年代から2000年代にかけてタプコル公園のイメージは「おじいさんたちの憩いの場」。大勢の年配者たちが一日中囲碁や将棋を打っている様子が見られました。また、経済的に困難な人たちのための炊き出しなどもこの公園で行われたりしました。ただ、そうなると逆に公園を使いにくくなるという声も多くなったので、ソウル市は2001年、再整備を進めて公園設備を整えます。そうしてタプコル公園は、国宝の十層石塔、そして三・一独立運動の象徴を備えた公園として、現在の姿に至ります。こんな風にあらためて歴史を振り返ると、小さな公園ながらも、時代の荒波にもまれつつしっかりとその姿を守ってきたんだな、と感慨深くなりますね。...

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rki@kbs.co.kr 2024-03-01 +09:00
<![CDATA[童謡「大丈夫だよ」]]> 元気いっぱいの子どもたち、寒いのなんてお構いなしで遊んでいそうですね。でも大人が「寒くてもケンチャナヨ」なんて言うと、ちょっとやせ我慢しているようにも感じます。じっさい、「ケンチャナヨ」ってとても幅広い意味合いがあるんです。遠慮する意味での「いえ、結構です、気にしないで」の意味でも使います。一方で、とても良い、と言う意味でも使ったりもします。例えば、料理の味見をして「ケンチャナヨ!」と言ったら「美味しい!」という意味なんです。「大丈夫」の意味だけで解釈すると、ちょっと違った意味合いでとらえてしまうかもしれないので要注意ですね。皆さんも、この「ケンチャナヨ」のフレーズを覚えて、ぜひ使ってみてください。...

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rki@kbs.co.kr 2024-02-16 +09:00
<![CDATA[小説『こびとが打ち上げた小さなボール』]]> 〇本日ご紹介する本は、チョ・セヒの小説『こびとが打ち上げた小さなボール』です。韓国ではとっても有名な作品なのですが、去年のとある忘年会で、인생책(人生で一番の本)をそれぞれ一冊ずつ挙げようということになって、5人中2人がこの『こびとが打ち上げた小さなボール』を挙げました。2022年に著者のチョ・セヒさんが亡くなった時に代表作として話題になっていて、韓国語で読んだのですが、今回改めて日本語版で読み直しました。日本語版は斎藤真理子さんの訳で、さすがとっても読みやすく、注釈も丁寧で、すっと入ってきました。かなり昔の作品で、1975年から発表された「こびと」連作が、1978年に『こびとが打ち上げた小さなボール』というタイトルで刊行されたものです。韓国では140万部を超えるベストセラーとなっています。〇韓国の1970年代という時代背景をある程度理解していないと分かりにくい部分もあるのですが、例えば「メビウスの帯」に出てくる「マンション入居権価格」という言葉。これが何を意味するのかというと、日本語版では詳しい注釈がついていて、この物語の舞台が70年代のソウルの無許可建築住宅密集地、いわゆるスラムで、当時の政府は再開発を進めていたこと、そして立ち退きさせられた住民、撤去民には再開発後に建設されるマンションに優先的に住める「入居権」が与えられるけども、その家賃が高額で実際には住めないため、入居権が売買されていたことなどが説明されています。「メビウスの帯」の中では、撤去民は「入居権」を16万ウォンで売ったけども、後になって実は38万ウォンで売買されていることを知ります。「漢江の奇跡」と呼ばれる韓国の経済成長の象徴の一つがマンション建設だと思いますが、その裏で犠牲になった人たちが見えてくる物語でした。〇『こびとが打ち上げた小さなボール』の中には、「こびとが打ち上げた小さなボール」というタイトルの中編小説もあって、やっぱり撤去の話が出てきます。撤去民となる一家のお父さんが、身長117センチの‘こびと’なんですが、小さな体で家族のために一生懸命働くけども貧しい暮らしはなかなか好転しない。悲しかったのは、家の一部は人に貸してチョンセ、一種の保証金をもらっていたのですが、立ち退くにあたって、そのチョンセを返すお金がない。近所の人がチョンセを返すためのお金を貸してくれるんだけども、そのお金の出どころが、この家の娘ミョンヒが稼いだお金で、ミョンヒは働いて働いて、そのお金を残して死んでしまったんですね。そしてまたこの近所の人に借りたお金を、主人公一家は入居権を売って返す。貧しさが連鎖していて、なかなか脱出できません。さらに主人公一家の娘がこのマンション入居権を奪還するために奮闘しますが、その間にまた家族に悲劇が起こってしまいます。〇連作というスタイルになったのは、翻訳者の斎藤真理子さんのあとがきによれば、当時は出版物への検閲が厳しくて、長編であったら発売禁止になっていたかもしれないということ。短編、中編を複数の雑誌や新聞に散発的に発表して、それを本にまとめたので出版できたようです。全体としてばらばらの話でなく、ゆるくつながっているという感じです。基本的には先ほど述べたお父さんが‘こびと’の一家の話で、例えば、「やいば」という話は主人公はこの家族とは別ですが、‘こびと’が出てきます。‘こびと’は蛇口を付けかえて水がよく出るようにするという仕事をしているんですが、「やいば」の主人公の家の蛇口を付けかえた後、ある男からひどい暴行を受けます。自分の仕事を奪われたと思って怒ったのですが、‘こびと’ゆえ、なめられたのもあると思います。身体に障がいがあることで、さらに経済的弱者になっているという理不尽が見えてきます。『こびとが打ち上げた小さなボール』というタイトルは何か童話のようなかわいい響きもありますが、韓国社会の暗部を描いた小説でした。〇この本が今も売れ続けているのはなぜか、ということも考えてみたいのですが、結局、不動産の売買による格差の開きというのは、今も続いていて、土地や建物を持っている人はどんどんお金持ちになって、ない人はどんどん家賃が上がって苦しくなるというのは今も現実として経験している人たちがたくさんいますよね。70年代の話でありながら、今の話として十分通用するんだろうなと思いました。韓国の不朽の名作、韓国現代史の一面を知るうえでも、ぜひ一度読んでみてください。...

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rki@kbs.co.kr 2024-02-15 +09:00
<![CDATA[ソウルで楽しめるソルラル行事]]> そしてもう一つ。...

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rki@kbs.co.kr 2024-02-09 +09:00
<![CDATA[ワンちゃんの葬儀に香典を渡すのっておかしくないですか?]]> 韓国社会で賛否が激しく対立している話題について、日本のリスナーのみなさんに判定してもらう金虹法廷<あなたならどっち?勝手に判定しやがれ>!2月の案件は、「ワンちゃんの葬儀に香典を渡すのっておかしくないですか?」という話題です。韓国では年々ペットを飼う人が増え、ペット市場も急成長していますが、一方では、そんな “ペット熱” についていけないという人がいるのも現実です。皆さんのご意見をjapanese@kbs.co.krまでお送りください。2月26日(月)までにご意見をお送りください。3名の方に抽選で素敵な記念品をお送りします。リスナーのみなさんでつくる金虹法廷!判定結果は、2月29日(木)放送の金虹法廷で発表いたします。お楽しみに!PHOTO : Gettyimagesbank ...

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rki@kbs.co.kr 2024-02-08 +09:00
<![CDATA[TWS]]>

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rki@kbs.co.kr 2024-02-07 +09:00
<![CDATA[異色の短期アルバイト]]> こういった異色なアルバイトは、注目を集める広報の要素が大きいといえます。でも実際、韓国の最近の雇用市場では、短期アルバイトの占める割合がかなり増えているという背景もあります。去年12月時点で、週平均15時間未満の短期アルバイトの就業者数は約160万人。これは、2022年同月は約152万人、2021年同月には145万人だったことに照らし合わせると、年々着実に増えていることがわかります。雇用側としては、最近の物価高や人出不足という問題があるし、働く側としては、空いた時間を使って必要な分を稼がなきゃ、という切迫した背景もあるのかもしれません。そんななか、旧正月の連休は、短期アルバイトの需要も供給もぐっと増えるので、それをつなぐプラットフォームのかたちも多様化しているということです。大変な世の中で、ちょっとした夢を見させてくれる、こんな面白い異色なアルバイトもアリかもしれないですね。...

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rki@kbs.co.kr 2024-02-02 +09:00
<![CDATA[映画『ソウルメイト』]]> 〇本日ご紹介する映画は、ミン・ヨングン監督の『ソウルメイト』です。主演は、ドラマ『梨泰院クラス』で知られるキム・ダミと、チョン・ソニです。自由奔放なミソをキム・ダミが演じて、自由なダミに憧れるハウンをチョン・ソニが演じました。2人の少女の出会いから、大人になっていく過程でのすれ違い、そして和解。友情とも愛情ともとれるような描き方だったんですが、特に「同性愛」とカテゴライズしないのがいいなと思いました。〇2人は1988年生まれという設定なのですが、映画の冒頭では現在の成人のミソが出てきます。ハウンが高校生のミソを描いた絵が公募展で大賞を受賞するのですが、名前以外の作家の情報がないということで、ギャラリー側がミソにハウンの連絡先を聞いてきます。ミソは知らないと答えるけども、ハウンの書いたブログがネット上で読めるようになっていて、それを読む限り、ハウンとミソは親友なんですね。親友なのに、連絡先を知らない?なんで?というところから始まります。出会いは小学生の時、ミソがソウルから済州島に転校生としてやってきて、先生からハウンの隣の席に座るように言われるんですけど、かばんだけ置いて教室から飛び出してしまうやんちゃな女の子です。ハウン自身は保守的な性格なんですが、正反対のミソに惹かれて、2人はすぐに仲良くなります。ミソは母と2人暮らしですが、母の都合で転校を繰り返していて、母との関係はぎくしゃくしています。母が再びソウルに戻ることになっても、ミソは済州島に残り、ハウンとハウンの両親と家族のように過ごすようになります。〇この映画はもともと『ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン)』という中国映画が原作で、アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた話題作でした。それを韓国でリメイクしたものです。原作も見てみたんですが、大筋は一緒だけども、違うところもけっこうあって、映画の冒頭、韓国版ではハウンの作品は絵でしたが、中国の原作ではオンライン小説でした。オンライン小説の作家と連絡が取りたいというところから始まるんですね。これは絵にして良かったなと思うのは、映画なので、視覚的に作品が見える方が伝わりやすですよね。もう一つは、猫の存在です。ミソとハウンは子猫を拾ってきて一緒に飼い始めるんですが、中国の原作には猫は出てきませんでした。この猫にミソが「オンマ(お母さん)」という名前を付けるのも、実の母の愛情を感じられないミソの気持ちが表れているようでした。この猫のオンマの絵を小学生の2人が描くんですが、ハウンは写真みたいな写実的な絵を描く一方、ミソはピカソみたいな絵で、猫の体の外側に猫の心を描くような型破りな性格がよく出ていました。〇最近よく済州島がドラマの舞台になって出てくるんですが、やっぱり風景が与える情感みたいなものってありますよね。『ソウルメイト』も、輝いていた青春時代の背景として、済州島の風景がぴったりだったんですが、だからこそ、その後、ミソがソウルへ行ってからの寂しさが際立つという対比がはっきり見えました。原作と韓国版の共通点として、2人のすれ違いのきっかけになる男性の登場があります。高校生になって、ハウンは好きな人ができたことをミソに告げます。ピョン・ウソク演じるジヌですが、ミソはハウンの恋を応援していましたが、ジヌはミソにも気があることが分かり、ミソはハウンとジヌを避けるように高校を中退して済州を離れ、ソウルへ行きます。〇ソウルのミソと、済州のハウンの間でしばらくは手紙のやりとりが続くんですが、ミソは現実には辛い日々を送っていても、そういうことは手紙には書かず、実家暮らしで大学に進学するハウンとの間にだんだん溝ができてきます。久しぶりの再会で、その溝が感じられるのは、2人で釜山に遊びに行くんですが、ハウンは宿泊も食事もお金をかけていい所で、と考えるのが、ミソはハウンが宿泊費を出してくれたら、自分が食事代は出したいと思うけども、ハウンが高級なレストランに連れて行くので払えない。2人はけんかになります。無邪気に遊べた済州の青春時代とは違うんですね。その後の部分はネタバレになるので控えますけども、個人的には、希望を感じるエンディングでした。〇ソウルメイトってそもそも何かなと思って改めて辞書的意味を調べたんですけど、「魂の伴侶」。深い絆や理解を共有する人。私も中学生の頃からの親友がいて、当時は高知だったので、その後私が神戸大学に進んで、韓国に留学したりしてなかなか頻繁には会えなくなったけども、振り返ってみると、辛い時に手紙をくれたり、ずっとつながってる感はあって、私にとってのソウルメイトなんだろうなと思います。人によってはソウルメイトが異性のこともあれば、むしろ同性のことが多いんじゃないかなという気がします。大切な誰かを思い浮かべながら見る、そういう映画でした。日本では2月23日に公開が決まっているそうなので、ぜひ、ご覧ください。...

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rki@kbs.co.kr 2024-02-01 +09:00
<![CDATA[JD1]]>

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rki@kbs.co.kr 2024-01-31 +09:00
<![CDATA[与野党共に大企業の元トップにラブコール]]> 韓国は今、4月の総選挙にむけて政治の季節が始まっています。与野党ともに有権者の心をつかもうと斬新な人材を求めています。そこで白羽の矢が立ったのが、韓国の二大企業グループ、サムスン電子と現代自動車の元トップ、経済人でした。どんな人物なのでしょうか。まず与党国民の力は22日にサムスン電子の元社長でモバイル部門のトップを務めた 高東真(コ・ドンジン)氏の入党を発表しました。今回の国民の力への入党にはハン・ドンフン非常対策委員長が直接、何度も足を運び説得したと言われています。ハン・ドンフン委員長は歓迎のあいさつで「大韓民国40年間のIT発展の象徴のような人物で、ニューヨークタイムズスクエアにギャラクシーの広告がかかるような今のサムスン電子の地位を作られた人物だ」と紹介しました。高氏はサムスン電子の主要拠点となっている京畿道水原市か、あるいは比例代表での立候補が言われています。高氏は自分の政治家としての役割について「私がサムスンを離れて若者たちと後輩のために何が寄与できるか悩みました。一番大切なのは若者の未来です」と述べ、政治への抱負を語りました。それに対して最大野党「共に民主党」も22日現代自動車の孔泳云(コン・ヨンウン)元社長の入党を発表しました。孔氏はソウル大学経営学科を卒業後、1991年に文化日報に記者として入社し、その後、 2005年に現代自動車に入社し、広報室長(副社長)や戦略企画担当社長などを務めました。共に民主党は孔氏が18年間現代自動車に重役として在職し、現代自動車が内需中心の企業から世界第3位のグローバル企業に成長するのに大きく寄与したと評価しています。特に現代自動車に海外政策チームを新設して各国の首都に拠点を置き、現代自の運命を左右する世界的な課題への対応基盤を構築したとして「実物経済の専門家として先端産業の未来をけん引する力を発揮した」と評価しています。孔氏は「企業の現場での経験と知識をもとに、韓国社会が経済分野での困難を克服し、代案を見つけるのに力を貸したいと思い、政治への参与を決めた」とし「特に青年たちに希望を与えることに力を尽くしたい」と抱負を述べました。また現代自動車は特に労働組合が強いことでも知られていますが、記者団からの「労働問題と関連して共に民主党との間に意見の違いはないのか」という質問には「革新的な経営者と強く賢い組合が必要だ」とし「未来ビジョンを共有し共に行動しなければならない」と述べました。また孔氏は「共に民主党」のイ・ジェミョン代表とは昔からの知り合いだということです。経済界で蓄積した経験と実行力が果たして政治の世界でも通じるのか。サムスンと現代という二大ライバル企業の元トップの政界入りは今後も注目を浴びそうです。...

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rki@kbs.co.kr 2024-01-24 +09:00
<![CDATA[北韓のサッカーについて]]> FIFAワールドカップは世界最大のスポーツイベントといわれています。2026年の大会はカナダ・メキシコ・アメリカの3カ国が共同開催することが決まっています。韓国はアジア2次予選でシンガポールと中国を下して2勝をあげています。韓国代表のクリンスマン監督は、いつも次の相手が最も難しいという覚悟で試合に臨んでいると語りました。韓国は1986年のメキシコ大会から10大会連続で本大会に出場しています。アジア予選には北韓も加わっています。北韓は過去の大会でどういった成績を収めているでしょうか。ソウル発、平壌は今、きょうは韓国スポーツ政策科学院のソン・ムンジョンさんの話を聞きながら北韓のサッカーについてお伝えします。...

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rki@kbs.co.kr 2024-01-24 +09:00
<![CDATA[「シソンベの舟歌のうち、櫓をこぐ歌」ほか]]> 江華島(カンファド)は、ソウルを横切る川、漢江(ハンガン)が西の海と出会う時点にある島です。地理的な環境から、江華島には船で首都漢陽(ハンヤン)を行き来しながら商売をする商人がいました。このときの船をシソンベと言います。漁をするための船ではなく、品物を運ぶための船です。船の底が平らなので、浅いところも簡単に通ることができました。漁船がお魚でいっぱいになると、シソンベで村まで運ぶこともありました。江華島を出発するときは焚き木や塩、塩辛のようなものを運んで漢陽で売り、漢陽から帰るときは江華島では手に入れるのが難しい品物を運んで戻ってきます。漢江は、川幅が1キロほどの大きな川です。品物をたくさん積んで、櫓をこいで進むのも、大変だったはずです。そんなとき、船乗りは、呼吸を合わせ力を出すために歌を歌いました。お金持ちで贅沢をして暮らす人もいるというのに、自分の運命は船に乗ってお金を稼いでいるという内容の歌詞です。船乗りの仕事は大変でも、一緒に歌って力を合わせる人が傍にいるのは、力強かったはずです。今度は、今の北韓に当たる、咸鏡道(ハムギョンド)地方の民謡、「ドンドラリ」という曲です。春の日、川岸で山菜を摘み取っていた女性が、この歌を歌いながら籠を持って踊ったといいます。日本の植民地だったときは、日本軍に追われた兵士などを隠してあげて、不安な気持ちを落ち着かせるために歌ったそうです。「ドンドラリ」という言葉は、回る、回転するという意味で、今の状況が変わることを願う気持ちがこもった歌です。世の中に変わらないものはありません。当時は日本の植民地の下で苦しんでいたけれど、いつかは国を取り戻し、堂々と生きられる時が来るだろう、という希望をこめて歌っていたそうです。今日ご紹介する「ドンドラリ」は、現代に合わせて編曲した曲です。後悔することがあっても、過去は忘れよう、新しい朝が来るだろう、という内容の歌詞でした。このように、今日よりも素敵な明日になるだろうという希望を抱いたのは、昔も今も同じです。最後にご紹介する曲は、季節の移り変わりと自然、そして歳をとっていく人生の空しさを歌う音楽です。季節が変わり世の中は絶えず変化を繰り返しているけれど、私たちの人生は一度きりなので、大事な時間を無駄にしてはならないと歌っています。だから、若いうちに楽しんで暮らそうという内容です。...

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rki@kbs.co.kr 2024-01-23 +09:00
<![CDATA[ソウルの地下鉄駅のバリアフリー]]> Listen Audio 

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rki@kbs.co.kr 2024-01-19 +09:00
<![CDATA[ソウルの地下鉄駅のバリアフリー]]> Listen Audio&nbsp; 

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rki@kbs.co.kr 2024-01-19 +09:00
<![CDATA[「ディンドンデン」ってどういう意味?]]> 日常生活の会話のなかで、私たちが何気なく使っている共通の掛け声や効果音。これが韓国と日本では意外なところでかなり違います。いくつか例をご紹介しましょう。4.レッドサン最後に、催眠術の決まり文句。催眠術といえば「あなたはだんだん眠くなる~」が定番です。韓国では、催眠術にかかって目を覚ますとき「1,2,3,レッドサン!」というんです。韓国ではみんな知ってる定番の言葉。でも、知らないままに「レッドサン」なんて言われたら、「な、なに?」と我に返ってしまいそうですけどね。...

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rki@kbs.co.kr 2024-01-19 +09:00
<![CDATA[『2000年生まれが来る』]]> 〇本日ご紹介する本は、イム・ホンテクの『2000年生まれが来る(2000년생이...

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rki@kbs.co.kr 2024-01-18 +09:00
<![CDATA[2024年は韓国プロ野球変化の年]]> 韓国のプロ野球は今年、大きな変化を遂げます。...

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rki@kbs.co.kr 2024-01-17 +09:00
<![CDATA[北韓の冬のスポーツについて]]> 第4回冬季ユースオリンピックが韓国東部の江原道で開催されます。1月19日から2月1日までの日程で開催される第4回冬季ユースオリンピックには、およそ80の国と地域から1900人余りの青少年が参加し、7競技81種目で技を競います。今大会はアジアでは初めて開催される冬季ユースオリンピックです。北韓住民はどういった冬のスポーツを楽しんでいるでしょうか。ソウル発、平壌は今、きょうは韓国スポーツ政策科学院のソン・ムンジョンさんの話を聞きながら北韓の冬のスポーツについてお伝えします。...

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rki@kbs.co.kr 2024-01-17 +09:00
<![CDATA[第741話 食用を目的とする犬肉の飼育や流通ができなくなる法案が可決]]> 犬を食用として飼育することや食肉として処理することなどを禁じる法案が、1月9日、国会で可決されました。食用を目的とした飼育や流通が禁止となることから、法律が施行されれば、犬の肉を食べることができなくなります。韓国には犬の肉を食べる習慣があり、「補身湯(ポシンタン)」という鍋料理がよく知られています。ただ、犬の肉を食べることについては、だいぶ長い間、賛否両論が分かれていました。伝統的な滋養食であり、文化であるという意見と、「犬は家畜ではなくペット(伴侶動物)である」との声が拮抗し、これまで違法でも合法でもない状態で放置されていました。韓国政府は1973年、畜産法で定める「家畜」に犬を含めています。ところが、1975年には畜産物加工処理法(現在の畜産物衛生管理法)を改正し、犬のと殺、加工、流通などを管理の対象に入れることで犬の肉を食用畜産物として管理しようとしました。それが国の内外からの強い反発により、1978年、犬の肉を畜産物から除外するよう法を改めた経緯があります。犬を家畜に分類しているため飼育は可能なのですが、と殺や流通などは禁止されているという、矛盾した状況に置かれています。さらに動物保護法では犬や猫などを「伴侶動物」と位置付けています。この問題は、国際大会を控えた状況のもとで、特に世界的な関心事となっていました。1986年のアジア大会、1988年のソウルオリンピックを前に、海外の動物愛護団体の強い反発に遭い、当時の全斗煥(チョン・ドゥファン)政権は、犬の肉を扱う食堂に対し「補身湯」の看板を出せないようにしたということです。ソウル市は1984年、犬の肉を嫌悪食と位置づけ、食堂の営業を禁止しました。そのため、食堂はソウル郊外に移転したり、「栄養湯(ヨンヤンタン)」「四季湯(サチョルタン)」などの名の看板を掲げるようになりました。2002年に韓日が共催したサッカーのワールドカップの前にも、フランスの女優で動物愛好家のブリジット・バルドーさんが犬の肉を食べることに猛反対しています。また2018年の平昌(ピョンチャン)冬のオリンピックでは、動物愛護団体の反発を懸念した江原(カンウォン)道が、補身湯の食堂に支援金を支給し大会期間中は看板を改めるよう要請しています。犬を伴侶動物として飼う家庭が増え、動物福祉への関心が高まっていることで、犬食を禁止する法案は政界でも関心を集めるようになりました。すでに文在寅(ムン・ジェイン)前政権のときにこの法案は国会に提出されていましたが、関連業界の反発などによりなかなか進展がありませんでした。国会の関係者によりますと、「業界の反発が大きい上、犬肉の需要はどんどん減る一方なのに、国がすすんでこの問題に首を突っ込むことはないのではないか」という意見も強かったということです。実際、2000年に韓国食品栄養学会誌に掲載された世論調査では、86.3%が犬の肉食に賛成していますが、2023年のニールセンコリアによる世論調査では、回答者の86%が「これから犬の肉を食べるつもりはない」と答えており、57%が犬の食用禁止を支持しています。特に若い世代で食べる人はほとんどいないでしょう。そうした中で愛犬家で知られる尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が就任し、特に妻の金建希(キム・ゴニ)夫人は犬の肉の食用禁止を強く呼びかけてきました。大統領室と与野党が一致協力し合ったため、法案の可決が迅速に行われたと言えます。この法は6ヶ月後に発効しますが、3年の猶予期間が設けられます。したがって、2027年からは、食用を目的として犬を飼育あるいはと殺、販売する場合、最大で3年の懲役または最大3000万ウォンの罰金が科されます。...

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rki@kbs.co.kr 2024-01-16 +09:00