韓国は世界で初めて5G(第5世代移動通信システム)の商用化に成功しました。
移動通信3社、SKテレコム、KT、LGユープラスは12月1日から、ソウルと全国の広域自治体などで第5世代移動通信システムのサービスを開始しました。
LTEに続く次世代移動通信システムの5Gは、超高速の通信速度、超低遅延、99.999%の連結信頼性が特徴で、データ速度はLTEより数十倍速く、第4次産業革命に欠かせない技術とされています。
韓国では2017年12月に5G商用化に向けた作業が本格化し、2月の平昌冬季オリンピックで試験サービスが行われ、8月には関連無線設備の標準規格が決まり、10~11月に周波数帯の入札が行われ、およそ1年で商用化に成功しました。
ただ、現段階では企業のネットワーク中継設備などに限られたサービスで、個人向けサービスは行われていません。
5Gに対応した端末がまだ販売されていないためです。
5Gに対応した端末は来年3月頃に各社から発売されるに見通しで、そうなれば個人向けサービスを含む全面的なサービスが可能になります。
Photo : Yonhap News, KBS News
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