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特別番組

2. 市長補欠選挙は与党が惨敗、大統領候補は与野党共に国政経験ゼロ

2021-12-31



4月のソウル・釜山市長を選ぶ補欠選挙で与党「共に民主党」が惨敗、一方で、来年の大統領選に向けて、与野党から共に国政経験がない人が公認候補に選出されました。
来年の大統領選の前哨戦と位置づけられた4月の補欠選挙は、二大都市ソウルと釜山の市長を選ぶ選挙で、いずれも最大野党「国民の力」の候補が大きな差で与党候補を制して当選しました。
そのほか基礎自治体の長を選ぶ二つの選挙区でも「国民の力」の候補が当選、与党「共に民主党」は広域及び基礎自治体議員を選ぶ19の選挙区のうち4カ所で当選者を出しただけで、いずれにしても惨敗といっていい結果でした。
一方、来年3月9日に投開票が行われる大統領選は、与党「共に民主党」から李在明(イ・ジェミョン)氏が、最大野党「国民の力」から尹錫悦(ユン・ソンヨル)氏が公認候補に選出されました。
李在明氏は京畿道知事など地方自治体の首長を務めたことがありますが、国会議員の経験はなく、一方、ことし3月初めまで検事総長を務めていた尹錫悦氏は政治家としてのキャリアは全くなく、国政経験のない候補による事実上の一騎打ちの構図になっています。
これに先立って、最大野党「国民の力」は6月に開かれた党大会で、36歳の李俊錫氏(イ・ジュンソク)氏を党代表に選出しました。主要政党で30代の若さで代表に就くのは初めてです。
大統領選に向けて「変化」を求める党支持者の意向が反映された結果と受け止められています。
各種の世論調査で、李在明氏と尹錫悦氏の支持率の差はわずかで、大統領選の結果を予断するのは難しい状況となっています。

Photo : KBS, YONHAP News

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