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特別番組

8. 独自開発ロケット「ヌリ号」の打ち上げ成功

2022-12-31



韓国が独自に開発した宇宙ロケット「ヌリ号」の打ち上げが成功しました。
韓国科学技術情報通信部と韓国航空宇宙研究院が開発した「ヌリ号」は6月21日午後4時に南部の全羅南道高興郡の羅老(ナロ)宇宙センターから打ち上げられ、予定通り1段目と2段目のロケットを分離、続いて3段目のロケットエンジンを停止し、打ち上げから15分45秒後に、搭載していた性能検証衛星を目標の軌道に進入させることに成功しました。
「ヌリ号」の打ち上げが成功したことで、韓国はアメリカ、ロシア、EU、インド、日本、中国に次いで、1トン以上の実用衛星打ち上げ能力を持つ世界で7番目の国になりました。
韓国は1993年に固体燃料を使う韓国初の観測ロケットKSR-Ⅰを、2002年には液体燃料を使用した観測ロケットKSR-Ⅲを、2013年にはロシアと共同開発したロケット「羅老(ナロ)号」に100㎏級の小型衛星を搭載して打ち上げるなど、宇宙ロケット技術を向上させてきました。
「ヌリ号」の核心となる技術と装備は、今後の宇宙ロケット開発にも応用することができます。
今後、韓国は世界の商用衛星打ち上げサービスの市場に参入することが可能になります。
韓国は2027年までにさらに4回にわたって人工衛星を搭載したヌリ号を打ち上げて技術力と信頼性を高め、2032年には月面着陸、2045年には火星着陸を達成することにしています。

Photo : KBS News, YONHAP News

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