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特別番組

2. 韓中FTA発効

2015-12-29

2. 韓中FTA発効
韓国と中国のFTA=自由貿易協定が12月20日に発効しました。
韓国と中国は2012年5月に交渉を開始、2014年11月にようやく交渉が妥結し、2015年6月には両国の首脳が正式に署名しました。
11月には韓国の国会で批准同意案が可決され、発効したものです。
これで人口13億人の巨大な市場が開かれたことになります。
発効に伴って、韓国から中国への輸出は品目数で12%、中国から韓国への輸出は品目数で34%について関税が即時撤廃されます。
関税撤廃品目は段階的に増え、20年後には韓国から中国への輸出は90.7%、中国から韓国への輸出は92.2%について関税が撤廃されます。
国内農家を保護するため、唐辛子、ニンニク、タマネギなどの野菜類、りんご、梨などの果物、牛肉、豚肉などの肉類は、関税撤廃の対象から外されました。
韓国はこれで、アメリカ、ヨーロッパ連合に続いて、中国とも自由貿易協定を締結、世界の三大市場と自由貿易協定を締結したことになります。
アメリカ、ヨーロッパ連合、中国のGDPを合わせると、世界全体のGDPの73%を占めます。
韓国にとって中国は最大の貿易相手国で、輸出の4分の1が中国向けです。
産業通商資源部は、韓中自由貿易協定の発効から10年で、韓国のGDPを0.96%押し上げ、5万人を超える雇用創出が期待できるとしています。

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