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特別番組

6. 輸出伸び率、2年連続でマイナス

2016-12-29

輸出伸び率、2年連続でマイナス



韓国の輸出の伸び率が2年連続マイナスとなりました。
韓国の輸出の伸び率は1980年代に年平均14%、1990年代には10%台、2000年代には11%台でした。
それが2011年以降の5年間は2.7%まで下がっています。



最近は状況がさらに悪化し、2015年1月から2016年7月まで、19カ月連続でマイナスとなり、8月にはプラスに転じたものの、顕著な回復を期待するのは難しい状況です。
輸出が伸び悩む中、世界の貿易額ランキングで、韓国は去年の6位からことしは8位に下がりました。
輸出の伸び率が低迷しているのは、世界経済の低迷、保護主義の拡散など、様々な要因があります。
世界経済は世界金融危機の後遺症などもあって、依然として低迷しています。
保護主義の拡散も大きな問題です。



ことしに入ってから、韓国企業の製品を対象にした各国の輸入規制は昨年に比べて25%増加しています。
世界的に保護主義への志向は今後とも強まるものとみられ、早期に輸出の顕著な回復を期待するのは難しい状況です。
ただ、悲観的な見通しだけがあるわけではありません。
韓国産業資源部は最近、第4四半期の輸出の伸び率が2年ぶりに2%台まで回復するだろうとの見通しを示しました。
また、貿易業界は、来年の輸出の伸び率は2~3%台を維持するだろうとの見通しを示しています。





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