メニューへ 本文へ
Go Top

特別番組

4. 全国同時地方選挙、与党が圧勝

2018-12-31



文在寅政権発足後初めて、全国同時地方選挙が実施されました。
広域自治体の首長と議会議員、基礎自治体の首長と議会議員、17の市と道の教育監を全面改選する選挙で、6月13日に投票が行われました。
この選挙は与党「ともに民主党」が圧勝、最大野党の「自由韓国党」は壊滅と表現されるほどに惨敗しました。
民主党は広域自治体首長選挙で17カ所のうち14カ所で勝利、韓国党は2カ所で当選者を出すのにとどまりました。
残る1カ所は無所属候補が当選しました。



基礎自治体首長選挙でも、民主党は226カ所のうち151カ所で当選者を出し、圧勝しました。
韓国党は53カ所、民主平和党は5カ所、無所属が17カ所で当選しましたが、これらを全部合わせても民主党の半分に及びませんでした。
ソウルの場合、25カ所の区長選挙で民主党は24カ所で当選、韓国党が当選したのは1カ所だけでした。
一方、この日は12の選挙区で国会議員補欠選挙も実施されましたが、民主党は候補を出さなかった1カ所を除いてすべての選挙区で勝利しました。
こうした選挙結果は、李明博政権や朴槿恵政権の不正腐敗を清算するという「積弊清算」を進める文在寅大統領の高い支持率が背景にあったとされています。
朴槿恵前大統領弾劾の影響で韓国党の支持率は大きく下がっていました。
また、南北首脳会談や米朝首脳会談が開かれるなど、平和定着に向けた動きも、民主党に追い風になったとされています。


Photo : Yonhap News, KBS News

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >