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第473話 小学校低学年も下校時間を午後3時に?

#アジュンマの井戸端会議 l 2018-08-30

玄海灘に立つ虹

ⓒ YONHAP News

大統領直属の低出産・高齢社会委員会が、小学校低学年の下校時間を午後3時にすることを提案しました。政府レベルで政策として推進していく意思を公式に示したことになります。


現在小学生は低学年の1年生、2年生は午後1時、3年生、4年生は午後2時、5年生、6年生は午後3時以降が下校時刻となっています。今回の提案は、下校時間をすべての学年で午後3時にしようというものです。小学校の低学年を対象にした放課後教室が学校で運営されていますが、共働きの子ども優先である上、それさえも申し込みが多くないので活発に利用されている学校はそう多くないそうです。


保育園などでは夕方6時、7時まで子供の面倒を見てもらえますが、小学生になると下校が早いので、子どもを預けるところや人探しに一苦労する場合が多いです。そのため、親が帰宅するまで塾や習い事を転々とする子どもたちもいます。それが過度な私教育(塾など学校以外での教育)につながる要因の一つだと政府はみています。


委員会によりますと、1年生から4年生の下校時間を遅らせ、その分十分な休息時間や多様な活動ができるようにするということです。学校施設の改善やプログラムの開発など十分な準備をしたうえで早ければ今年下半期にも内容をまとめ、2024年から、全国の小学校で施行する計画です。


教育界では教師の負担が増えるのでないか、などの理由で反対する声が上がっています。委員会の提案を受け、ソウル教師労働組合は「学校は子どもの教育を担当するところであって保育をするところではない」という声明を出しました。教育部は「学校や地域の特性に合わせて総合的な検討が必要な状況で、今の段階で立場を表明するのは難しい」としています。

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