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第482話 ソウル植物園が仮オープンしました!

#アジュンマの井戸端会議 l 2018-11-22

玄海灘に立つ虹

© Seoul Metropolitan Government

だいぶ寒くなったので、きょうは暖かい温室のあるソウル植物園をご紹介します。

先月11日に仮オープンしました。6か月間試験的に運営し、来年5月に公式にオープンする予定です。


ソウルには南山(ナムサン)植物園など植物園と呼ばれるところは数か所ありますが、ソウル植物園は植物園と公園が合わさった「公園の中の植物園」というコンセプトの植物園で、英語ではBotanic Garden Park(ボタニック・ガーデン・パーク)というのだそうです。熱帯林とともに地中海性気候(温帯気候の1つで、夏は雨が少なく高温のため乾燥するが、冬は降水が多く湿潤な気候)の地で育つ植物を再現した温室庭園と、8つのテーマでつくられた屋外公園があるのが特徴です。


温室庭園には熱帯地方や地中海の12の都市の植物をみることができ、屋外公園は8つのテーマすべてが、韓国の自生植物で伝統的な庭園などを再現したものとなっています。植物園全体の敷地面積は50万4000㎡で、サッカー競技場70個くらいの広さだということです。この植物園では3000あまりの植物をみることができますが、なかでも人気なのは小説『星の王子さま』に登場する不思議な木、バオバブの木と、お釈迦様が悟りをひらかれたきっかけになったというピッパラの樹(菩提樹)だといいます。


気温が下がり、PM2.5が濃くなる日もあるためか、ソウル植物園は10月11日の仮オープン以来、一日平均2万6千人あまりが来場するほどの人気スポットになっています。地下鉄9号線と空港鉄道が通るマゴクナル駅のすぐそばにあり、アクセスが便利なのも人気の一因と思われます。空港鉄道を使えば仁川(インチョン)国際空港から40分くらいかかるそうです。

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