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生まれてくる赤ちゃんの顔を予測するソフトを開発した「アレシオ」

#韓国技あり企業 l 2018-12-03

週間経済フォーカス

© Getty Images Bank

きょうご紹介した企業は、ソウル市江南(カンナム)区にある、設立から2年経ったベンチャー企業、「アレシオ」です。

「アレシオ」は、ディープラーニングを導入し、胎児の超音波画像から、生まれてくる赤ちゃんの顔を予測するソフトを開発しました。

超音波の画像から、赤ちゃんの顔を予測するのに必要な特徴をディープラーニング技術によって読み取り、抽出したあと、赤ちゃんの顔を構成していきます。


© ALETHIO

一番大変だったのは、超音波画像の中の様々なノイズを除去することでした。この課題をクリアするため、ディープラーニングの実務プロジェクトの経験が豊かなメンバーを集めました。そして、画像の生成と復元で優れた性能を示す機械学習の手法の1つである、GAN(ガン)=敵対的生成ネットワークを用いて、独自の超音波画像変換アルゴリズムを開発しました。超音波画像で、胎児の顔の一部が胎盤や胎児の手に隠れていても、赤ちゃんの顔を完全な形で復元することができる技術です。こうして、立体超音波画像から胎児の顔の特徴を読み取り、それをもとに生まれてくる赤ちゃんの写真を生成するソフトが誕生しました。

この技術が評価され、「アレシオ」は韓国を代表するポータル大手「ネイバー」から投資を受けました。

「アレシオ」は有望な市場として中国を注目しています。中国では、年に1800万くらいの赤ちゃんが生まれています。また、中国では、韓国と同様、胎児の立体超音波検査をすることが一般的です。市場としての可能性がとても高いと判断しています。

「アレシオ」は、今月から本格的にサービスを開始し、大きな産婦人科病院との契約に向けた手続きを進めるなど、一歩ずつ前に向かって進んでいる若いベンチャービジネスです。始まったばかりの「アレシオ」の挑戦に注目です。

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