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筆記具を手がける「モナミ 」

#韓国技あり企業 l 2019-03-11

週間経済フォーカス

© MONAMI

きょうご紹介した企業は、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市にある中堅企業で、筆記具を手がける「モナミ」です。

「モナミ」は、1960年に絵画用具を製造する「クァンシン化学工業社」として設立されました。当時のペンは、インクをペン先につけて使うものが一般的で、不便であるだけでなく、にじみやすいものでした。「モナミ」は1962年に油性ボールペンの開発に着手し、1年後の1963年に、韓国初の油性ボールペン「モナミ153」の開発に成功しました。

「モナミ153」は、使いやすく、故障しにくいボールペンを目指し、最大限シンプルな構造になっていて、六角形の軸、ヘッド、ノック、スプリング、芯の5つの部品だけでできています。「モナミ153」の累積販売本数は43億本で、名実ともに韓国を代表するボールペンと評価されています。

「モナミ」は、2014年に「モナミ」誕生50周年を記念して「153リミテッド」を発売しました。1万本の限定版でしたが、1時間で売り切れるほどの大反響でした。「モナミ153」の基本的なデザインはそのまま維持し、白いプラスチックボディを銀色のメタル素材に変え、金属のボールペン芯を採用するなどして、高級感を出しました。リミテッドエディションの発売によって、高級文具市場への参入の可能性を確認した「モナミ」は、「153ブラック・アンド・ホワイト」、「153ネオ」といった高級ラインを整備しました。

「モナミ」は、現在、世界100か国あまりに輸出され、韓国の「国民的ボールペン」としての存在感をアピールしています。

「モナミ」は、今、マーカーの開発に力を入れています。木の表面にも書ける、環境にやさしいガーデニングマーカー、水にぬれたキッチン用具にもきれいに書けるキッチン用マーカーなど、高機能性製品により、市場を広げています。


© MONAMI

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