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5G移動通信システムがもたらす変化や残された課題

#今週の経済の焦点 l 2019-04-15

週間経済フォーカス

© YONHAP News

4月3日午後11時、韓国で世界初の5G=第5世代移動通信システムの商用サービスが始まりました。

従来のLTE=第4世代ネットワークよりはるかに高速なうえ、超低遅延、多数同時接続のモバイル通信が可能となる、今までにない特徴を持つ5Gは、遠隔手術やIoT、スマートシティなど、未来の生活を支える基盤技術です。 

5G通信システムが世界的に広がれば、12兆3000億ドルの経済効果をもたらすと見込まれています。この巨大な市場で、韓国は世界に先駆けて商用サービスを開始し、市場で優位に立ったと評価されています。

しかし、課題は多いと専門家は指摘しています。

アメリカ移動体通信産業協会はアメリカや中国が、人工知能やバーチャルリアリティ、自動運転、スマートホームなど第4次産業革命のインフラにしているのに対し、韓国は個人間の通信に焦点を合わせていて、「5Gの産業的な側面が進んでいない」というと指摘しています。また、韓国は、携帯端末と半導体、通信の運用では先行していますが、中核的なコンテンツにおいては、アメリカや日本に、ネットワーク機器では、ヨーロッパや中国に後れを取っています。

こうしたことから、韓国政府は、このほど、国の方針としての「5G戦略」をまとめ、2022年までに5G通信システムの全国ネットワークを構築するために30兆ウォンを投じ、5G関連の10大中核産業を育成するとしています。

世界で「最初」というタイトルを手に入れるために頑張ってきた韓国。今度は、世界「最高」を競う競争を勝ち抜くための努力が求められています。

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