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「令和」の時代始まる

2019-05-04

ニュース

ⓒYONHAP News

「令和」の時代が幕を開けました。

天皇陛下の即位の儀式が1日午前10時から皇居で行われ、天皇陛下は初めての国事行為となる「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」で、皇位のしるしとされる草薙剣(くさなぎのつるぎ)と八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を継承しました。

午前11時10分から行われた「即位後朝見(ちょうけん)の儀」では、「憲法にのっとり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します」と述べ、即位を宣言しました。

天皇の譲位は202年ぶりです。

85歳の上皇さまは4月30日に退位し、元号は平成から令和に変わりました。

文在寅大統領は1日、天皇陛下に即位を祝賀する祝電を送りました。

韓国外交部は、文在寅大統領は祝電で「韓日関係の友好的な発展に向けて大きな関心と愛情を注がれることを願う」としたうえで、「上皇さまと同じように戦争の痛みを記憶しながら、平和へと堅固な歩みを続けることを期待する」との要望を添えたと説明しました。

文在寅大統領は前の日には上皇さまにも書簡を送り、「在位期間中、平和を守っていく重要さを強調し、韓日関係の発展に大きな寄与をしたことに謝意を表する」としたうえで、「退位後も両国関係の発展のため尽力することを期待する」としました。

一方、平成への代替わりの際の即位後朝見の儀では、前の天皇陛下は「皆さんとともに日本国憲法を守り、これに従って責務を果たすことを誓う」と述べました。

前の天皇陛下は「憲法を守る」と述べましたが、新しい天皇陛下は「憲法にのっとり」という言葉を使いました。国事行為として行われる即位後朝見の儀は、内閣の助言と承認のもとで行われることになっており、天皇陛下のお言葉も当日の臨時閣議で決まったものでした。象徴天皇制のもとでは、天皇の政治利用には厳しい目が注がれてきました。

ところで、日本国憲法99条は「天皇または摂政および国務大臣、国会議員、裁判官、その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」としていますが、2012年に公表した自民党の日本国憲法改正草案は、「憲法尊重擁護義務」から「天皇または摂政」が削除されています。

安倍晋三首相が憲法9条の改正に意欲を示している中、その表現の違いに関心が寄せられています。

新しい天皇陛下が即位し、令和の時代が始まりました。

新元号「令和」は、「万葉集」にある梅花の歌が出典で、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められているということです。

新しい天皇陛下が即位したことを契機に、周辺各国と心を寄せ合う中で、世界平和に向けた新しい文化が生まれ育つ、そんな時代が開かれることを期待します。

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