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第518話 韓国の海でのサーフィンが人気

#アジュンマの井戸端会議 l 2019-08-29

玄海灘に立つ虹

© YONHAP News

海水浴場でサーフィンをしている人が多くみられるようになりました。韓国の海は波が少ないのでサーフィン人口の成長には限界があると思われてきましたが、最近になって存在感を増してきています。

大韓サーフィン協会がまとめたところによりますと、韓国のサーフィン人口は、2014年に4万人くらいだったのが、2015年5万5千人、2016年10万人、2017年20万人と、毎年倍に増えています。それとともにサーフィンショップやサーフィンアカデミーなど関連企業の数も、2014年に50余りだったのが2017年には200余りと4倍に増えています。

韓国でサーフィンは、1995年、済州島にできたサーフィンクラブからスタートしたといわれます。その後、済州島の他の地域や釜山の松亭(ソンジョン)などを中心にサーフィンショップができ始めました。それからは、海外旅行でサーフィンに接する人が増え、そういう人たちが江原(カンウォン)道の襄陽(ヤンヤン)などに通い始めたことから、2012年ごろから、首都圏でのサーフィン人気が上昇してきたとされています。さらに2014年からは、godのパク・ジュンヒョンやコメディアンで歌手のユ・セユン、モデルのSHIHOなど芸能人がサーフィンを楽しむ様子がメディアやSNSを通じて広まり、人気に火が付いたのではないかとみられています。


襄陽郡の関係者は、「去年、サーフィンをしに襄陽を訪れた人は4万4000人余り」とした上で、「去年は全国的な猛暑で海水浴場への入場客は前の年より10%ほど減ったが、サーフィンをしに来た人たちはむしろ15%ほど増えている」と話しました。


その襄陽にある竹島(ジュクト)海水浴場は韓国を代表するサーフィンの名所となっています。水深が浅く、サーフィンに適した比較的高い波が人気で、初心者から上級者まで一年中波に乗れる場所だということです。海辺に沿って、ゲストハウスやサーフィンショップ、アカデミーなどかなりの数の関連施設が立ち並んでいます。ちなみに竹島海水浴場から少し歩くと、河趙台(ハジョデ)海水浴場というところがあるのですが、そこにはサーファービーチといって、サーファーのための施設が集まっている場所があります。河趙台海水浴場は軍事保護区域で、40年以上民間人の出入りが規制されていましたが、2013年から夏場に限り民間に開放されるようになりました。ただ、サーファービーチは別途契約でサーフィン専用区域として、夏以外にも運営されるということです。


他にも、釜山の松亭海水浴場は、主に釜山や慶尚南道のサーファーの集結地となっています。海底が砂浜になっているため、転倒時の危険が少ないことで、初心者に最適な場所とされています。


韓国でなぜサーフィン人気が高くなっているのかについてはいろいろな要因が挙げられています。まず、いろんな意味でとっつきやすくなったことです。サーフィンはスキューバダイビングやボート、ヨットなどに比べると、かかるお金が少なくて済むのがまず一つ、そして 江原道に関しては、ソウルと襄陽の間の高速道路が2017年に開通したこともサーファー人口の増加に貢献したとみられています。つまりアクセスが便利になったのです。ゲストハウスやクラブなどがサーフィンスポットの近くにできていることを挙げる見方もあります。天候などの事情で波に乗れなくても、そこに滞在しながら他の活動を楽しめるようになり、それがサーフィンを体験したことのない人たちも惹きつけ、そういう人たちが「じゃあサーフィンもしてみようか」と考えるようになったからだと分析されています。

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