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© Getty Images Bank

先日食堂で韓定食を食べたときにご飯としてヨンヤントルソッパッ(栄養釜飯)という釜飯がでてきました。でもこのご飯、なかなか食べ方が難しく驚きました。日本の釜飯とは違う、韓国の釜飯について教えてください。


栄養釜飯はその名前のとおりに栄養たっぷりです。釜飯用の器に米、ナツメ、栗、豆、高麗人参、イチョウなどを入れて炊き上げた料理です。日本の釜飯に似ていますが、食べ方が日本とはだいぶ違います。

まず出てきたら熱々のご飯と具材を全部、銘々皿に移します。そして熱々の釜のそこにはおこげなどがこびりついているので、ここに白湯や水をいれてまた蓋をしてしばらくおきます。銘々皿に移したご飯を食べ終わったら最後に、先ほどの釜の蓋をあけると底にこびりついていたご飯粒が浮いてきます。これがヌルンジです。日本だとおこげですね。おこげ汁の香ばしい香りが美味しいです。

また銘々皿に移したご飯と具材には醤油ベースの味付けタレをかけて食べるというのも日本の釜飯とは違う点です。

そのほかにもこの釜飯タイプで出てくるご飯料理には大豆モヤシご飯、牡蠣ご飯、シレギ(干した大根の葉)のご飯など様々なものがあります。どれもご飯に混ぜて焚くだけで味は炊き上がってから食べるときに、タレをかけて食べるというものです。

また全羅道の 潭陽(タミャン)には、見た目にも風情のある竹筒飯(テトンパッ)があります。これは竹筒の中にご飯と具材を入れて炊くというもので、味もそうですがビジュアル最高の料理です。

同じように蓮の葉でご飯と具材を包んでそれを蒸す、ヨニパップ(蓮の葉ご飯)も包んだ葉をほどいて食べるというのが非常にユニークな料理です。またご飯には蓮の葉の香りがして、食欲をそそります。このヨニパップもともとはお寺の精進料理でしたが、最近では食堂などでも食べられるようになりました。

食欲の秋はご飯の美味しい季節ですよね。韓国にきたら是非、この美味しい韓国のご飯料理も召し上がってみてください。味もビジュアルも最高ですから。

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