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ことし注目される消費トレンド

#今週の経済の焦点 l 2020-01-06

週間経済フォーカス

© Getty Images Bank

去年、韓国では、昔のものをただ再現するのではなく、現代の感性に合わせて作り変える新しいレトロ、「ニュートロ」が消費トレンドとして大きな注目を集めました。ことし2020年は、どのようなキーワードが消費者の心を掴むのでしょうか。

ソウル大学消費トレンド分析センターは、ことし最も注目されるキーワードとして、「マルチ・ペルソナ」をあげています。「ペルソナ」は、古代ローマの古典劇で演者が身につけていた「仮面」を意味する言葉で、心理学では人間の「外的な側面」を表しています。以前は、安さを重視する人は、常に安いものを買い求め、高価なものが好きな人は、高価なプレミアム製品を買い求めるといったふうに、消費が二極分化されていました。しかし、最近は、同じ人が、ときには一番安いものを買い求め、また、ときには、とても高い贅沢な製品を買うこともあります。つまり、消費の二極分化ではなく、多面化の現象が現れており、これに伴って、消費者が置かれた状況に合わせて最適の製品を提供するパーソナライズされた市場が浮上する見込みです。

便利なものがプレミアム製品だと考える「便利ミアム」も、新しい消費トレンドとして注目されています。「便利ミアム」は、「便利」と「プレミアム」を組み合わせた言葉で、時間と労力を節約できる便利な製品を意味します。代表的な「便利ミアム」製品は、洗濯物を乾かす衣類乾燥機、お皿洗いから解放してくれる食洗機、自動で床をキレイに掃除してくれるロボット掃除機です。これら3つの製品は、労力と時間を削減できる製品で、値段は高めですが、消費者は喜んで財布の口を開けています。

また、各企業はことし、消費ターゲット層を見直す必要がありそうです。2020年は特に購買力と時間に余裕がある50代・60代に注目する必要があると消費トレンド分析センターは指摘しています。

新しい2020年、韓国の消費者は変化しています。「変化の中にチャンスがある」と言う言葉のように、韓国の消費文化の流れを見極めることができれば、今の厳しい経済環境を乗り越えることができるのではないでしょうか。

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