全員日本人の5人組ガールズグループ「UNICODE」
2024-04-17
2019年もたくさんのドラマが私たちを楽しませてくれました。地上波、総合編成チャンネル、ケーブルを通じて今年放送されたドラマは110本余り。なかでも大ヒットを記録したのはKBSのドラマです。
地上波で放送されたドラマのトップ5はすべてKBSのドラマでした。ニールセンコリアが集計したドラマ別の最高視聴率をみますと、2018年から2019年初めにかけて放送された『たった一人の私の味方』が49.4%で1位、次いで『世界で一番可愛い私の娘』(2019年3~9月)が35.9%、3位『愛はビューティフル、人生はワンダフル』(2019年9月~)27.0%、4位『椿(トンベク)の花が咲く頃』(2019年9~11月)23.8%、5位『どうしたのプンサンさん』(2019年1~3月)22.7%の順で、特に1位の『たった一人の私の味方』は、2019年に放送されたドラマ全体で視聴率首位を占めました。
一方、SBSで20%を超えたドラマは『熱血司祭』(22%)だけでした。他には『皇后の品格』、『緑豆の花』、『医師ヨハン』、『バガボンド』などが10%を超えています。かつて「ドラマ王国」と呼ばれたMBCは今一つでした。ハン・ジミン、チョン・ヘイン主演で話題を呼んだ『春の夜(邦題:ある春の夜に)』が9.5%にとどまった一方で、週末ドラマは『神との約束』、『悲しいとき愛する』(1999年に放送された日本TBSドラマ『美しい人』をリメイク)、『黄金庭園』が10%台でした。
総合編成チャンネルは異例の視聴率で注目されました。JTBCの『SKYキャッスル』が23.8%という大記録を打ち立てました。2位は同じくJTBCの『まぶしくて(邦題:まぶしくて―私たちの輝く時間―』が9.7%と好評でした。また、MBNも健闘しました。MBNの『優雅な家』が8.5%で3位となり、MBNのドラマの可能性を広げる作品となりました。(4位、5位はJTBCで、どちらも5%台)
ケーブルは相対的に振るいませんでした。ベスト5までがすべてtvNのドラマで、年頭に『アルハンブラ宮殿の思い出』が10.0%、『王になった男』が10.9%と好調に滑り出したかのようにみえました。が、結局『ホテル・デル・ルナ(ホテルデルーナ)』(2019年7~9月)の12.0%が最高でした。4位が『アスダル年代記』7.7%、5位が今放送中の『愛の不時着』で6.8%です。6位のOCNの『ウォッチャー』が作品性、視聴率ともに好評で注目された反面、同じくOCNの『走る捜査官』は0%台で幕を閉じました。
ちなみに『愛の不時着』は、ヒョンビン、ソン・イェジン主演の話題作。パラグライダーの事故で北韓に不時着した財閥のお嬢様と、彼女のことをかくまい、保護する北韓の特級将校とのラブストーリーです。2019年12月14日からオンエアされています。さらに多様な素材やキャラクターでつくられると思いますので、来年の韓国ドラマにご期待ください!
2024-04-17
2024-04-17
2024-04-03